二年ほど前まで鶴間で営業していた店が長期休業の後に裏横浜にて開店。ようやく今日行ってきた。店に着いた時は満席で、食券を買って立って待った。程なく席が空いて座ることが出来た。店内は割とゆったりとしたレイアウトで詰めれば客席はもっと作れそう。雰囲気としてはカフェバー風の洒落た内装だ。
注文したのは味玉醤油らぁめん。尚、大盛りとか中盛りとかはなく全て普通盛りだけ。丸鶏と少々の魚介を感じる穏やかでジワリと旨味の強い澄んだスープが特徴で、横浜端麗系などと言われる系統のラーメンだ。
麺は極細で縮れの殆どないストレート麺。この細さにしては最後までだれることのない腰が強い麺はなかなか良いし、少々角の立った醤油味にも妙にマッチしていて素晴らしい。
表面に浮く油は量が結構多いが、くどいと言うことはなくサラサラとしていて最後までスープが熱々で冷めることなく美味しく頂くのに一役買っている。そこに大きく柔らかいバラのチャーシューが二枚、シャキシャキの歯ごたえのメンマ、トロトロの味玉、そして大量の九条葱が乗る。
拘りのスープと麺、そして手間暇が掛かったトッピング類が相俟って極上の醤油ラーメンへと仕上がっている。これは旨い。残りのスープをレンゲですくって飲むのだが一口が次の一口を誘ってなかなか切り上げられないのだ。久し振りに鮮やかな醤油味のラーメンを食べた気がする。
数量限定の塩らぁめんもメニューにはあるが既に売り切れだった。また、つけ麺もメニューにあるので(こちらは普通、中盛り、大盛りが選べる)次回が楽しみだ。
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