今日は新譜ではなく、SACDプレーヤーを導入したのでちょっとお遊びで買ったもの。一昨年くらいのリリースだと記憶しているがオーディオマニアが競って買って他家の装置を撃沈するのに使ったとか使わなかったとか・・。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1256098
2台のオルガン用編曲版による、ワーグナーの指環
1. 「ラインの黄金」 前奏曲
2. 「ヴァルハラ城」
3. 「ワルキューレの騎行」
4. 「ジークフリート」より 「森のささやき」
5. 「神々の黄昏」より 「葬送行進曲」
6. 「ブリュンヒルデの自己犠牲」
ハンスイェルク・アルブレヒト(org&編曲)
内容については上のURLを参照のこと。ま、ちょっと奇を衒ったサイマル・シンク録音なのだがどうもサラウンドでないと本領は発揮できないのかもしれない。それでも、小さい方のフレンチオルガンがバンダ隊(舞台外の金管セクション)が奏でるファンファーレのように時間差を伴って主ホールに届く様は圧巻。
編曲に若干の疑問はあるがまま楽しめる構成。ワルキューレは対旋律がちょっと煩くて主旋律が埋没気味なのは残念。森のささやき、ブリュンヒルデの自己犠牲は自然で秀逸な展開だった。
この作品、このオルガニストの前衛性というよりはマーチン・フィッシャーという録音技師の執念で出来上がったものと見ることが出来そう。
(録音評)
OEHMS Classicsレーベル、OC612、SACDハイブリッド、2006年5月トゥルコアン聖ニコライ教会(フランス北部)での録音。CDレイヤーはオルガンのブリリアンスとホールの左右の広がりが少し後退するものの、比較しなければSACDレイヤーと遜色はない。よく「ホールの高さが見える」という表現を耳にするがこのCDはまさにそういう類の録音である。オルガンのサイマル・シンク録音が良いのか悪いのかはともかくとして超低域から高域に至るまで満遍なく音のスペクトルを含んだオルガンの洪水はオーディオ的には面白い。
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