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2008年02月01日15:12

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【音楽】Bruch/Pfitzner/Fortner: Vn-Con@Gerhard Taschner

昨年リリースの新譜(?)で、往年のVn巨匠、ゲルハルド・タシュナーの復刻CDだ。仕事の都合で昨日まで東京のオフィスを空けていたため、年末に仕入れた新譜は殆ど聴けていない。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2550462

マックス・ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲 作品26
ハンス・プフィッツナー: ヴァイオリン協奏曲 作品34
ヴォルフガング・フォルトナー: ヴァイオリン協奏曲

ゲアハルト・タシュナー(vn)
ハンス・ミュラー=クライ(指揮)、シュトゥットガルトSDR交響楽団[←当時は南ドイツ放送交響楽団]
ルドルフ・ケンペ(指揮)、ベルリンRIAS交響楽団
ハンス・ロスバウト(指揮)、バーデン=バーデンSWR交響楽団[←当時は南西ドイツ放送交響楽団]

ブルッフは小品も含めてなかなかに味わいのある幻想的な作品を書いた独創的な作曲家だが、この曲にしてこの緊迫感漂う演奏はただならぬものを感じさせてくれる。プフィッツナーとフォルトナーに関しては名前だけを知っていたのだが、これまた気になる構築美を示す作家だ。これらの演奏、解釈はどれもが時代性を全く感じさせない熱く厳しく張りつめたもので、ある種正統なドイツ的解釈とでも言うべきか。幻のヴィルツォーゾ、タシュナーのコブシの効いた名演に聞き惚れてしまうし、ケンペの端正なバトンもまた懐かしい。モノラル盤であることを忘れさせてくれる潔さである。

(録音評)
独MDGレーベルMDG 642 1443-2 通常CD、当然の事ながら全トラックがモノラル復刻。録音年月日はそれぞれ1954年9月29日、1955年4月17日 (ライヴ、ラジオ放送音源)、1950年6月19日とある。

音質は極めて優秀で、ワウフラッターやヒスノイズは殆ど感じられず、楽器の音色も忠実な再現を見せる。唯一時代を感じるのがモノラルであるという点のみだ。

MDGレーベルはリマスタ技術においても優秀らしい。
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