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2007年12月23日19:10

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【音楽】Pie Jesus - Sacred Arias@Maki Mori

久しぶりの音楽日記。買って積み上がっている新譜が沢山あるが、都合により未消化のままだ。今年のグランプリを決める時期だが年明けの1月末から2月初頭になる気配・・・。

ということで割と受けが良くて売れている森麻季の新譜で宗教的なアリアばかりを集めたコンピレーション・アルバムで、avex ClassicsレーベルのSACDハイブリッドだ。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2618106

ピエ・イエス〜祈りを込めて

・エクスルターテ・ユビラーテ(モーツァルト)
・ミサ曲ハ短調〜精霊によって処女マリアより生まれ(モーツァルト)
・ミサ曲ハ短調〜主をたたえよ(モーツァルト)
・マタイ受難曲〜愛ゆえに主は死にたもう(バッハ)
・ヨハネ受難曲〜溶けて流れよ、わが心よ(バッハ)
・天地創造〜今や野はさわやかな緑を(ハイドン)
・天地創造〜力強い翼を広げて(ハイドン)
・レクイエム〜ピエ・イエズ(フォーレ)
・天使の糧(フランク)

聖響 指揮
オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)
森麻季(ソプラノ)

森麻季の歌声は透明度の高い爽やかなものだ。ヴィヴラートの襞の深さは比較的浅く、どちらかというと「和風・醤油風味」とでも表現したくなる素直で真っ直ぐな歌唱が特徴だ。

収録曲はどれもが敬虔で神聖な宗教色の強い作品である。森のひたむきで丁寧な歌い込みが奏功して深い癒しと瞑想を与えてくれる佳作だ。

フォーレのレクイエム第4曲である有名なピエ・イエスだが、もう少しデュナーミクを活用した抑揚が付いていれば申し分なかったと思う。どうしてもアナ・クインタンスが切々と歌うこれ http://mixi.jp/view_diary.pl?id=412243555&owner_id=3696997 と比べてしまうのは良くないとは思いつつ・・。なんとも超えられない文化と国籍の壁を感じてしまう。

バックのオケははっきり言って巧くない。要所要所で出所がビシッと合っておらず、ちぐはぐな面が見え隠れする。リハーサル不足なのか地方オケの性能限界なのかは分からないが。特にホルンの破綻度合いは受忍限度を超えるくらい「イマイチ」である。

(録音評)
Avex ClassicsレーベルのSACDハイブリッド(AVCL25182)であり、録音は2007年7月10日〜13日 石川県立音楽堂(金沢市)とある。

CDレイヤーのみの試聴。音色は演色傾向だがそこそこと言ったところ。Avexとしては良い部類ではないか? だが音場空間の作り方が嘘っぽいところがある。つまり奥行き感は余り無く左右の拡がりだけで聴かせる感じだ。OEKの各パートのディテールが全体にはっきりしないがレンジは確保できているようでCbの低域も素直に伸びている。

ま、ジャケ買いしたい人はどうぞ、という注釈で止めておく。

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