mixiユーザー(id:3696997)

2007年05月26日12:04

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【オーディオ】SP ケーブル交換

15年以上使い続けて来たBELDEN STUDIO 727を新品に交換した。新しいものは既にSTUDIO 727 mk2となっており、オリジナルは絶版である。

交換した理由は、ケーブルの内部(透明のビニール・シースなのでよく見える)の銅芯線に緑青(ろくしょう)が浮いてきて精神衛生上宜しくなかったため。音が特段変だとかは感じなかったのだが取り敢えず交換した。

(写真:右端=15年以上使用した古いケーブル:緑青が浮いている)

新しいmk2は、オリジナルに比べて透明シースが太くて硬め、そして芯線とシースの密着度も強く、全体として剛健な感じである。見るからに締まった音がしそうである。

交換して驚いたのは音が一変したこと。音色自体は穏やかで暗め、そして刺激臭の一切無い典型的なBELDENサウンドなのだが、低域の上の方(55〜110Hz近辺だろうか?)がグッと締まり筋肉質のサウンドになった点、それから特筆すべきは情報量が圧倒的に増え、それに伴って空間再現力とローレベル再現性が更に数段アップした点だ。また、聴感上のS/Nが著しく向上したためか背景が極めて静かになり、プリの音量調節をついつい上げてしまうのだ。しかし、それでいてローレベルの情報量は圧倒的に多いのである。

この劇的な変わり様に焦ってしまい、定番リファレンスCDを順繰りに掛けまくる結果となった。どの課題CDに於いても顕著な改善効果が見られ、今まで何を聴いていたのか? と拍子抜けした。今までの古いケーブルの音を色に喩えるならセピア色だったのだ。

緑青が生えて音が鈍り、初期の性能が永年の時間経過と共に知らず知らずのうちに低下していたのか、はたまたmk2になって音がグレードアップしたのかは定かではないが、とにもかくにも意義のあるケーブル交換であった。

CS7.2は、ここのところのチョコチョコとした運用変更が功を奏し、その積み上げを総合すれば期初からは考えられないほどの音質改善が達成できている。これは非常に喜ばしい限りだ。

我が家で見る限り、CS7.2は大変に従順で扱いやすく、施す対策に対してことごとく機敏に反応して来る極めて性能の高いスピーカーなのである。

セピア色の緑青ケーブルを聴いてみたいと思う人がおられたらお譲りしても構わない・・w
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