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2006年08月17日09:43

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【音楽】Sibelius@Blomstedt&SFSO 2

昨日からの続きでシベリウス交響曲@フランシスコ響@ブロムシュテット。

http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=964727&GOODS_SORT_CD=102

シベリウス:交響曲 全集
CD1
交響曲 第1番 ホ短調 作品39、交響曲 第7番 ハ長調 作品105
CD2
交響曲 第2番 ニ長調 作品43
交響詩 「タピオラ」 作品112、悲しいワルツ 作品44-1
CD3
交響曲 第3番 ハ長調 作品52、交響曲 第6番 ニ短調 作品104
CD4
交響曲 第4番 イ短調 作品63、交響曲 第5番 変ホ長調 作品82

サンフランシスコ交響楽団
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット

録音:1989〜95年

今日はCD2から。2番ニ長調は非常に有名な曲ではなかろうか。どの楽章も牧歌的な風合いを残しながら勇壮果敢な力強い旋律が特徴で、そのシンプルさ故、印象がリフレインで蘇ってなかなか忘れられないメロディーとなる。圧巻は連続で切れ目なく演奏される3楽章と4楽章、特にフィナーレが素晴らしい。この最終部からイメージされる言葉を並べると、滑走、飛翔、滑空、上昇、旋回、鳥瞰・・・。なんだか冬季オリンピックの競技種目を連想させるような言葉が並ぶ。ドラマティックで熱い心を伝える曲だが、やはり温度感は低くヒンヤリしている。

そして交響詩タピオラだが、ウィキペディアには次のように書いてある。
−−−−−−−−−−−−−−−−
タピオラは、フィンランドを代表する叙事詩「カレワラ」に登場する森の神「タピオ」の領土という意味である。カレワラ中に直接登場する人物ではなく、呪いや呼びかけの対象としてのみの存在である。従って、タピオラは、シベリウスの『4つの伝説曲』や『ポホヨラの娘』のようにカレワラ中の物語を表現した作品ではなく、より抽象的なフィンランドの森の雰囲気を表現した作品とみるべきである。

出版譜には、以下の4行の散文がドイツ語・英語・フランス語で掲げられている。

Wide-spread they stand, the Northland's dusky forests,
Ancient, mysterious, brooding savage dreams;
Within them dwells the Forest's mighty God,
And wood-sprites in the gloom weave magic secrets.
−−−−−−−−−−−−−−−−

だそうである。ドビュッシーが「海」を、海洋の神に捧げるオマージュとして書いたが、それの森林版という趣だ。ちょっと難解かも知れないが畏敬の念を含む厳かで求道的な旋律である。

最後のワルツだが、これは余りにも有名でポピュラーなので説明の必要がないほどだろう。劇曲クオレマ(死)Op'44に付随して作曲された作品だ。また、北欧シリーズのコンサートでは必ずと言って良いほどアンコールで演奏される。シベリウスがいかに優れたメロディー・メーカーであったかを如実に証明する小曲だ。

(続く)
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