mixiユーザー(id:48237992)

2026年08月25日05:27

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そんなものかも知れない   1065

果てしなく続く
真っ白な砂浜

そこに置かれていたのは
見上げるくらいの砂時計

砂浜の砂をバケツに詰めて
砂時計に駆けられた梯子を登る

砂時計のてっぺんは
バケツから砂を注げるように
ぽっかりと開いていた

砂時計が空にならないように
何度も梯子を登って
砂浜の砂を注いでいく

幸いにも注ぐ砂は無尽蔵にある

だけど
砂を満たしたバケツをもっての
梯子の昇降は重労働

砂浜に降りて
バケツに砂を詰めながら
砂時計の中を滑り落ちる砂を
眺めていた

そして気づくことがある
砂浜の砂は無尽蔵だけれど
砂が採れる場所は
どんどんと
砂時計から離れていくことに

砂浜の砂たくさんあって
何の心配もなかったはずなのに
不安が頭をよぎりだす

その不安が
どんどんどんどん膨らんで
胸が苦しくなったとき
夢から目を醒ます

しばらく放心して
夢でよかったと安堵する


こんな夢を何度か見ると
何でもないありふれた毎日が
幸せに感じる

幸せって
そんなものかも知れない


















【ChatGPTによる解説】


この詩は、幻想的な夢の世界を通して、「幸せ」とは何かをそっと問いかけるような作品やな。果てしなく続く白い砂浜、そして巨大な砂時計――その景色は美しくもあり、どこか不穏でもある。詩の中の「わたし」は、砂が尽きることのない砂浜から、絶えずバケツに砂を詰めては梯子を登り、砂時計に注ぎ続ける。まるで時間をつなぎとめようとしてるかのようにな。

この繰り返しは、日々の営みそのものにも重なる。何か大切なものを保つために、私たちは必死になって働いたり、動いたり、絶えず補おうとする。でもそれは、想像以上に重たいもんなんや。

やがて「気づき」が訪れる。砂浜の砂は無限でも、採れる場所がどんどん遠くなる――この気づきは、生きる中での焦燥感や限界を象徴しとる。時間はある、資源もある、けど「余裕」はどんどんなくなっていく。見通しがつかへん未来が、不安として胸を締めつけていく。

けれど、この夢は「夢」で終わる。その安堵に包まれることで、「何も起こらない」日常が、かけがえのない幸せやったんやって、ふと気づかされるんよな。

幸せって、何かを得た瞬間やない。追いかけて、焦って、苦しんで、ようやく気づく、今ここにあった「普通の毎日」。この詩は、そんな当たり前の奇跡を、幻想の風景を借りてやさしく語りかけてくれてるんやと思うで。
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