昼間は夜があるから昼間であることができる光は闇があるから輝くことができるでは正しいことはどうか正しくないことがなければ正しいことはあり得ないのだろうか悪があるから正義はあるのだろうかその場合の正義は誰にとっての正義か誰にとっても正義はあり得

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独りで歩いていた私の傍らをごうごうと土埃を立てながら通り過ぎていった大型トラック独りの散歩道で一瞬ですれ違った日焼け防止で顔を覆い隠した母親がヘルメットの子どもと走らせていた自転車独り見上げた空を白いすじを引きながら飛び去って行った飛行機駅

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共に過ごすこともやがて去っていくととも最初から決められていたこと互いに思い出は数えきれないほどあるけれど　心に刻まれた数々のことを一言に託したくてただただ幸多かれとこの詩をうたう旧い事柄は忘れていくものなのだろうか古き昔も心から消え果てるも

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うまく言えなくていい涙がこぼれる訳とか言葉を掛けることが出来なかった理由とかなぜあの人のことが気になるのかどうして誰かを赦すことが出来ないのかうまく言えなくていいうまく言おうとすればするほど真実を語ることができないから不器用でいい　ありのま

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みんな分っている関わらなければ傷つくこともないでも独り乾いて渇いてキシキシ音を立てる心は他者による潤いを求めるそれが弱さなのか優しさなのかは判然としないしする必要もないそんなにも潤いを欲しているから　求めなくても相手から求められたら抗うこと

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人と人の関わりにはたくさんのこたえがあって正解は一つじゃないだけど正解がいくらたくさんあってもそれを選び出すのはとても難しいなぜならたくさんある正解とは比べものにならないほどの膨大な選択肢があるから膨大な選択肢の中で最も多いのは間違ってはい

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本物の幸せや喜びは独り占めできないようになっているのではなかろうか独りだけが幸せで独りだけで喜んでいてもそれは本物ではないように思う他の誰かと分かち合って初めて幸せは本物の幸せになり他の誰かと喜び合って初めて喜びは本物の喜びになるそれが真実

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世界には80億人以上の人がいるけれど世界の富は均等には分配されていない世界の富の80％は上位20％の人が保有し残りの20％をあとの80％の人が保有しているのだそう上位というのはいのちの序列なんかではなく単に保有する富や地位の序列に過ぎないにもかかわら

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悩み事を忘れたいときにその人は太陽系を旅していることを想像するのだそう太陽から始まってまずは水星を通過続いて金星を通過して地球にたどり着く次に火星を目指してその次は木星でその次の土星に至るときくらいには悩み事がとても小さいことに思えてくるの

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人はみな誰かに伝えるべきたった一つのことづてを携えて生まれてくるのではなかろうかけれど　そのことづては生まれる直前までいつ　どこで　誰に　何を　どんふうに　なぜ伝えるのかわかっているのに生まれ落ちた途端にすっかり忘れてしまうそれはあたかも目

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きれい事を言うと人は生きているだけで価値がある本音を言うと人は生きているだけでは誰かに面倒をかけることがある人が生きていることは同じきれい事と本音の境界価値と面倒の境界その境界はどこにあってその境界は誰がどうして決めるのかきれい事が本音にな

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ひとがひとでなくなるのは自分を愛することをやめるときだそう聞いたことがある自分を愛することをやめるときひとは他人を愛することもやめ世界を見失ってしまうのだと自分を愛することをやめず自分があるときには他人があり世界があるだから世界平和は世界が

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ボクは病気のために運動が出来ないみんなが運動をしている時は一人で絵ばかり描いていた作品が認められて賞を取った時は嬉しかったみんなも一緒に喜んでくれたでも　高校のクラスメイトと一緒にスケートボードについての話題になると寂しかったそんな時スケー

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いじめ　引きこもり　自殺　孤独死いま｜日本《このくに》の社会に蔓延する問題からは自信や希望目標や居場所を失い疎外感を抱えた多くの人々の存在が透けてみえる｜日本《このくに》の社会は失敗することに対してあまり寛容でない社会そんな｜日本《このくに

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孤独は　愛を学ぶためにあるように試練や困難は　夢を信じることを学ぶためにあるだから　人は人生で何度も孤独に押しつぶされそうになるけれどそこで　本当に必要な愛に気づく同じように人は人生で何度も越えることのできそうにない試練や困難に出会うけれど

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生まれた時から人の心には空の器がある最初にその器に注がれるのは惜しみない愛情その後は次々といろいろなものがその器を満たそうとする初めの頃は何もわからず注がれるまま受け入れるそうしているうちに最初は小さかったその器はとても大きくなっている物心

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ひとの脳にはおよそ1000億個の神経細胞がある神経細胞は生れてからだんだんと増えるのではなくて赤ちゃんの脳にはすでにほとんどの神経細胞が備わっているが神経細胞同士はまだ十分につながっていないそれで18歳までの発達期には神経細胞同士をつなぐ「回路」

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君に優しくしたい　僕は君にならどこまでも優しくなれるどうしようもなく君を甘やかしたい君の無茶な願いを叶えたい時々イジワルをして君を悲しくさせてしまう僕の心には二つの気持ちが宿ってる他の誰かにはこんなに優しくなれないイジワルだってしない僕なの

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君と出会ったこと私が選んだこと私が選ばれたこと君が選んだこと君に選ばれたこと君に惹かれて笑ったこと泣いたこと苦しくて　苦しくて辛くて　辛くてそんな全て運命なんて簡単な二文字になんて託せない君が私を選んでくれて私は君のことを選んだ紆余曲折今私

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ここから一歩も通さない理屈も法律も通さない誰の声も届かない友達も恋人も入れない手掛かりになるのは 薄い月明りあれは伝説の爆撃機この街もそろそろ危ないぜどんな風に逃げようかすべては幻と笑おうか手掛かりになるのは 薄い月明り僕は今 コクピットの中

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真空の闇に咲いても良かった一滴の水も欲しがらないで愛されないのは生き続けるから愛されないのは枯れないから積雪の下に 氷の中に暖かい春を待ってはいない永遠にずっと変わらないなんて燃えないゴミと一緒じゃないか戦場に咲いてしまった銃声を聞いてしま

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指がスラリと細長いとかあなたがモテ顔だとか守りたくなるような声だとか黒髪が長くて美しいとか確かに魅力的だけどそんなことってどうでもいいどうでもいいことだって僕はもう知っているそんなことよりもただもっとそばにいてほしいただもっとあなたを伝えて

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初めてというわけでもないのに息を吸うのも苦しいほどにあふれる思いで胸が一杯になっていた御しがたいほどの思慕に昼夜を問わずにさいなまれていたそう　あれはまさに恋に煩っているという状態そのもの全ての細胞のDNAに一斉にスイッチが入るのだから同じDNA

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