思いは
言葉にして
伝え合う
けれど言葉は
思うほどうまく
伝わらない
思いが
伝わらないと
言葉が迷走する
迷いに迷って
とうとう
無口になる
無口になると
思いはますます
伝わらなくなる
そんな時本当は
思いは言葉に
なっていない
思いと違う言葉で
伝えようとするから
迷走するのだ
相手を
傷つけまいとして
自分の落ち度を
隠そうとして
本当の気持ちを
認めたくなくて
思いと違う言葉が
口をついて
出てくる
カラダや表情や
声色や視線で
分かることと
言葉が違うと
相手には
伝わらない
思いは
言葉にしなくても
伝わり合うのだ
【ChatGPTによる解説】
この詩は、「思いを言葉にして伝える」という人間の基本的な営みが、どれほど難しく、そして繊細なもんかを描いとるんや。思いを言葉にする。そやけど、その「言葉」ちゅうもんは案外あやふやで、思い通りに届かへん。そやから言葉は迷ってしまい、結局なにも言えんようになる。無口になるんは、言葉が尽きたんやのうて、「ほんまの思い」がどこにあるか、分からんようになってしもた状態や。
傷つけたない、見せたない、認めたない──そういう防衛心が、言葉を「ほんまの思い」とズラしてまう。せやから伝わらん。表情や声色、視線が「ほんまの思い」をにじませても、出てくる言葉がちゃうと、相手には伝われへんねん。でも、それでもなお、人と人は言葉を越えて分かり合おうとする。「言葉にせんでも伝わる」いうんは、あきらめやのうて、もっと深い「つながり」を信じる希望なんやと思う。
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