私は通勤途中にはラジオを聴く…勿論、本を読み乍らなので、専ら聞き流しではある。拙庵でもラジオは点いているし、時間に拠っては複数流れている事も少なく否い。
NHK以外では一時間毎で通販の時間があり、孰れも価格破壊を謳って購買を煽っている。
消費経済が悪と迄は言わぬが、物価上昇と給与のそれが釣り合わぬ昨今、果たして社会的に有用なのだろうか…輸送業従事者数の逼迫や、人件費高騰故の小売業の倒産が地方では問題にされ始めている現状で、態々ラジオの時間枠を買って尚売り上げを上げられる商品はどれ程なのだろう。
私とて買うものは安い方が嬉しくはあるが、生産者側が損をせねば成立しない様では商業自体が破綻する事になる…適正な価格を識った上で生産者側に還流させねば、良い品を届けて貰う事さえ適わぬ事にもなるまいか不安になる。
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