最近、酒の肴としてイカにハマっている。こは如何に?何が素晴らしいといって調味料が要らないのだ!イカをイカ味噌で和えるだけで完結する。
捌くのが少々面倒だが味を考えればその面倒さは障壁にならない。
まず背骨を抜く。この背骨、正確にはイカは脊椎動物ではなく軟体動物だから背骨はない。イカはアンモナイトの末裔だから貝殻の名残だろう。同じ軟体動物のナメクジにもカタツムリだった名残として甲羅を持つ種がある。
その後、胴体とイカ味噌を含む部分を分離して胴体から先に焼く。その後イカ味噌を含む部分を投入する。
スルメイカ1杯とヤリイカ4杯がほぼ同じ値段だ。貧乏性な私は後者を選ぶ。今日捌いていて気づいた。4杯中1杯だけがイカスミを持っている。結局その1杯のせいでイカスミ和えとなった。それはどうでもいい。興味深いのはイカスミを持っている個体とそうではない個体がいる事だ。
イカの墨は捕食者から逃れる為の煙幕だ。つまり私が購入したパックに入っていた4杯中の1杯しか危険を感じなかった事になる。私は今までイカ墨は常備されているものだと思っていた。イカ墨はそんなにも短時間で生成できるものなのか?
ログインしてコメントを確認・投稿する