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2023年10月31日20:36

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神宮スズメの独り言2023秋〜56〜慶應野球

昨日六大学の優勝を決めた慶應の勢いはまだ生きていた。というよりこれが慶應の野球なのだろうと思った。

慶應と法政の先発メンバーを見ると第1試合の早明戦との違いを著しく感じる。リーグ戦出場経験のある選手がほとんどいないのだ。

慶應は毎回ベンチ入りしている横地君。法政は藤村康淳君。ともにリーグ戦出場は代打か代走という起用で出た選手だ。それ以外はほとんど神宮で

だがボクには見覚えがある。慶應のメンバーの中での塾高の選手たちだ。2年前の夏の甲子園予選はコロナの影響が残っていて千葉県はマリンスタジアムでの5試合だけが有観客だった。準々決勝のうちの2試合と準決勝と決勝だ。だからボクは東京や神奈川の予選をよく観に行った。その年の神奈川の1回戦で塾高は桐蔭学園と対戦した。もちろん屈指の好カードである。

その時のメンバーが今日の慶應の6人を締めた。真田君や坪田君、二宮君などみんな覚えている。あの時のエースだった前田君がその後ほとんど見かけないのが気になってはいるが・・・・

今日の先発は渡辺和大君。彼は高松商のエースとして一昨年、昨年と甲子園に出場。昨年は準々決勝まで進出し近江に敗れたがプロ入りした浅野君と山田君との対決に沸いたあの試合だ。その試合では渡辺君は肩の不調もあって登板回避したが、2年生の夏から甲子園で活躍した投手である。

慶應にも甲子園経験者がいるが上位進出という選手は少ない。神宮ではまだ見かけない選手たちの対戦となった慶應対法政であったがボクには慶應の方に馴染みの選手が多かった。

慶應は初回から2番の権藤君が本塁打を放ち、2回もエラーで出たチャンスに3連打で2点。その後も着々と得点を重ね、結局は4本の本塁打を放って7−0とコールド勝ちを納めた。法政の先発の日大三高の宇山君も奮闘したのだが・・・

その4本の本塁打がすべてソロだったために7点だったが、先発の渡辺和大君は5安打2四球を許すも7つの三振を奪い6回を完封。7回には塾高出身の1年生広池君がいきなり146キロを投じて三者凡退に押さえた。

塾高は今年甲子園で優勝した。しかしこの高校は神奈川では常にベスト8レベルの戦いを演じている強豪だ。優勝メンバーであろうとなからろうとその選手たちは争奪戦を繰り広げることなく大学に上がってくる。しかも慶應野球というコンセプトは高校時代から育まれている。

そこに仙台育英とか大阪桐蔭とか今回の高松商などの異文化が混入してくるのだ。それでは慶應は強くなるよなと感じた今日の試合だった。



2023年10月31日東京六大学野球秋季フレッシュリーグトーナメント B組第1日(於 明治神宮野球場)
慶應義塾
120 011 2 = 7
000 000 0 = 0
法政

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