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2023年10月29日20:52

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松山智一

NYから体育会系アーティスト。

松山智一展
〜雪月花のとき〜
@弘前れんが倉庫美術館
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1976年岐阜出身。学生時代は経済学を学び、
スノーボード選手として活躍した後 渡米。
ブルックリン在住のアーチストとなったこれまでの道は「情熱大陸」
コロナ禍で道を切り開く姿は「日曜美術館」で紹介されました。

その松山の日本初個展。
作品は全て撮影可です。

会場入口にはステンレス作品
・男は座り、女は読む(2023)
座る男と読書する女を平面な輪郭で作り、角度をつけて中央で組み合わせた彫刻。
見る方向によって男女が変わります。

入口の泥除けまで日本語中国語英語と国際色豊か。


会場に入ると鮮やかな色の洪水でした。
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大きな曲線で切り取られた変形キャンバスに等身大の人物。
動物たちやインテリアを含め鮮やかで情報量が多い画面です。
キャンバスは側面までアクリルで塗られているほか、
設置されているバックも色鮮やかでそれが床面まで続いています。
さらにそのバックの側面まで壁紙で装飾され、小さなオブジェが貼られたり置かれたりしていて裏がない
まるで彫刻のような展示でした。


・溢れる海の反響
・誠意ある放浪癖
等とついているタイトルも面白い。
これが第1章 雪月花。

第2章 人 は
殆どが巨大なステンレス彫刻です。
中でも最大なのが
・ニルヴァーナ・トロピカーナ
4.6m×7.5m×4m
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・マザー・アザー
・たとえばこんな感じ
という単独彫刻の部屋を経て

2階に上がると
コロナ禍でスタジオに集まれなくなったメンバーが各々支度で制作して持ち寄ったものからなる
・クラスター2020(2020)
抽象ですが、折鶴をモチーフに取り入れているので所々に鳥が見えます。

最後の展示室は松山流騎馬像シリーズ、
釈迦三尊のように並んだ作品の中央が
・ブラック毛沢東、黄色ヨーゼフ・ボイス(2023)
って…


最後の最後は
・ブロークン・トレイン・ピック・ミー
(これについては後のイベントで掘り下げられました。)

資料としてインスピレーションの素になる印刷媒体や
制作の詳細な指示書、
パブリックアートの映像。
そうか、新宿東口に屋外彫刻があるのですね。

3月17日まで。
https://www.hirosaki-moca.jp/exhibitions/tomokazu-matsuyama/
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