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2023年10月15日12:06

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風に吹かれて

風に吹かれてドローンがMIA(missing in action)になりかけた。(笑)


仕事が一段落し、気候も良く、天気も晴れとのことなので、また一走りしてきた。

タイヤの空気圧をチェックしてから、まずは東北自動車道へ。気温が下がり空気密度も上がったのでエンジンはとてもパワフル。と言っても爺さんの最高出力は300馬力しかないが、車重は軽いしトルクも40キロあるので、600馬力を誇るモンスターSUVと同等の加速をする。あちらは体重2トン前後とメタボだからね。(笑)

東北道と日光宇都宮道路のジャンクションでは後方確認をまったくしないで車線変更してきた車とぶつかりそうになったり、帰りの首都高でもウインカーを印籠とでも思っている勘違い野郎に出くわしたが、それ以外は概ね快適な一日だった。

最初のチェック・ポイントは中宮祠足尾線の「中禅寺湖展望台」。おそらくここができた時は「中禅寺湖を手前に配した男体山」を遮るものなく眺められたのだろうけど今は樹木も順調に育ち(笑)、湖は半分くらいしか見えない。でも視点を木々より高くすれば、かつての眺めを見られるかもしれない、というわけでドローンの出番である。

カタログ上の最大飛行高度は30メートルとあり、購入直後のテスト・フライトでも目視ではあるけれどそのくらいの高さまで上昇していた。わくわくしながら離昇させると、なぜか10メートルくらいしか上昇しないし、カメラの画質も最初に撮った時ほど綺麗に映らない。もう故障したのか???

帰宅後、ふと気になって設定画面を開いてみれば、最高高度の数値が10メートルとなり、高画質にしてあったはずの画質もスタンダードに戻っていた。なんでやねん。しかしまあ高度不足や画質低下の原因は判明したし、スマホでは男体山も綺麗に撮れたので、ドローンでの撮影は次のドライブでリトライしてみよう。

展望台を後にすると、次のチェック・ポイント「戦場ヶ原」へ。当初は千手ヶ浜と西ノ湖の撮影を考えたが、ビジターセンターの情報によると熊が複数回目撃されていたので断念。代わりに三本松展望台からドローン撮影を試みたところ、画質はアレだが、地上からではわからなかった至近の鹿の群れが映っていた。赤外線カメラを搭載したドローンなら、熊の警戒にも活用できるかもしれない。

湯滝や菅沼、丸沼、日光白根山は観光客が多そうだったので、金精峠を越えたあとは赤城山の小沼を目指す。こちらの熊は未確認だったが、一応熊避けの鈴を鳴らしながら沼のほとりでドローンを飛ばす。ところが熊ならぬ雲が湧き出し、同時に風も吹き始め、水上から岸方向を撮影していたドローンは風に乗ってふらふら離れて行ってしまう。(笑)

転ばないよう足元に気を付けながら、ちょっと焦りつつドローンの後を追いかける。Wi-Fiを用いた管制距離は約100メートル、無線が途絶えると自動的にホバリング・モードになるが、飛行高度10メートルでは木の枝にひっかかりかねないし、水上でバッテリーが尽きたら水没してしまう。なんとか管制範囲に機体をとどめつつ、離岸流から逃れる要領で陸上に誘導、事なきを得た。やれやれ。

軽くいろんな汗をかいたあとは(笑)、赤城の南麓を高橋啓介気分で駆け下り、次のチェック・ポイント「伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館」へ。
http://www.ikaho-omocha.jp/index.html

伊香保のどこかに「藤原とうふ店」があるという話は以前から聞いていたがまだ寄ったことはなかったので、榛名に登る前に寄ってみようと調べたところ、元々の展示場所は廃業となり、展示品のみ上記博物館へ移設されたという。ところがこの施設、なんとも言えないカオスな空間だった。

以前、ロックハート城の個人蒐集物について触れたが、ここではその10倍?もの蒐集物を見ることができる。ただし「博物館」とは名ばかりで、アカデミックな要素は微塵もない。(笑)

その圧倒的物量にめまいを覚えつつ、次のチェック・ポイント「榛名湖」へ。

昨今、山野を駆け回る走り屋連中が問題視されているが、このままでは自業自得で歩道から締め出された自転車の二の舞いになりそうだ。周囲に迷惑をかけることなく走りを楽しみたいのであれば、サーキットに行くかカートに乗るのがいちばんだが、お金がかかるからいやだと言うのであれば、せめて場所に合わせて緩急をつけた走りをしろと言いたい。集落など人の生活のある場ではおとなしく走り、それこそ熊やイノシシしかいなさそうなところでのみアクセルを踏めばいい。万一の時は警察や救急車の手をわずらわせてはいけない。谷底でひとり静かに朽ち果てよう。(笑)

当初のプランではこのあとは関越道方面に下り帰宅するつもりだったが、まだ時間に余裕があったので上信越道の松井田妙義ICを目指し、横川SAで一休み。佐久から中部横断自動車道を南まで使い切り、小海からぶどう峠、志賀坂峠、秩父、山伏峠、小沢峠、笹仁田峠を経て青梅ICに抜ける逆フィールドバレエ・ルート。高速道路をクルージングし、夜9時前には無事帰宅することができた。

次はどこを走ろう。
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