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2023年10月14日20:04

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神宮スズメの独り言2023秋〜38〜エース不在のエース

第5週で規定投球イニングに達した法政の吉鶴君。いきなり六大学の投手ランキングの1位に姿を現した。それも防御率0.00である。

今季の法政は慶應との延長12回引き分けを含む1勝2敗1分けという死闘で勝ち点を落とし、さらに東大にも1敗するなど厳しい戦いを強いられている。加えてエースの篠木君が先週の東大戦で3者連続ストレートの四球を与え肩に違和感を覚えたということから降板し今日もベンチには入っていなかった。

そのピンチを救ってきたのが篠木君と木更津総合で同級生だった吉鶴君だ。今日も素晴らしい投球を見せた。初回こそ熊田君に安打を打たれるも盗塁で刺すとその後は無安打投球が続く。早稲田の先発加藤君は初回から毎回のように安打を打たれながらも無失点で切り抜ける。

その均衡を破ったのは法政だ。6回表に先頭の武川君の安打と犠打で1死2塁。そこで主将の今泉君が左中間を破って1点を先制。しかしその後、申告敬遠にボーク、死球で満塁まで攻め立てたが追加点を奪えなかった。ここでビッグイニングに出来ていれば・・・・

1点勝負のような展開で先制しさらに相手が満塁までしてくれたが追加点はなかった。だが、法政は続く7回にも追加点を奪う。1死から投手の吉鶴君が安打で出塁する。2死後中津君の2塁打で吉鶴君は生還し2−0としたのだ。

そうだ、6回まで吉鶴君は1安打で3四死球というピッチング。しかし牽制アウトと盗塁刺殺2つで結局は19人で片づけていたのだ。そして7回表を終わって2−0。自身の安打も得点につながった。これで法政は勝つだろうとボクは思った。慶應との4回戦で敗れ東大にも1敗しながらも優勝の可能性を残す法政が新たなエースの吉鶴君で勝利に突き進むと思われた。だがその7回の裏だった。

先頭の尾瀬君が安打で出ると熊田君が2塁打。印出君のタイムリーで吉鶴君は1死もとれないまま1点を失うとさらに三振を奪うも中村将希君のタイムリーで同点。そして四球を与えたところで降板となった。

だが、継投した塙君は初球を死球で押し出し。内野ゴロの間に1点も追加され4−2と逆転された法政。8回は香西君、9回は斎藤正樹君に押さえられて逆転負けを喫した。

篠木君がベンチを外れ尾崎君も春ほどの調子を維持できていない法政。しかし早稲田も2番手投手が確立されているとは言い難い。明日の2回戦は雨の影響もあって1時間遅れと発表されてはいるがいいコンディションは望めない。そんな中で優勝戦線に残るためにはお互いに負けられない戦いだ。東大と立教以外にはまだ優勝の可能性がある六大学。今週でそのチームも絞られてくる。



2023年10月14日 東京六大学野球秋季リーグ戦 第6週1回戦(於 明治神宮野球場)
法政
000 001 100 = 2
000 000 40x = 4
早稲田

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