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2023年09月05日09:34

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うちの爺さんはやはり変

土浦と渡良瀬遊水地のちょうど中間、常総線下妻駅の近くに、「筑波サーキット」という施設がある。
https://www.tsukuba-circuit.jp

コース長は約2000メートルと短いが、サーキットとして必要な設備が整い、レイアウトも絶妙、都心からも行きやすいことから、マイナーながらも二輪四輪様々なレースが開催され、スポーティな新型車が登場すればモータースポーツ・メディアはここで実車を走らせて記事にする。ラップタイム(1周するのにかかる時間。短いほど高性能)を比較すれば、その車やバイクの実力が明らかになるからね。

うちの爺さんがリリースされた時も各社嬉々としてラップタイムを計り、プロのレーサーが出した「1分5秒台」が「無改造・市販状態」爺さんの数字だった。これは今でも十分魅力的なタイムで、500馬力600馬力というハイソな車を除くと、最新のスポーティ車でもこの数字を出せるのはごくわずかしかない。

それだけでも十分変なジジイだが(笑)、先日「(爺さんが)筑波3秒台」という動画をネットで拾った。車は改造するといくらでも速くなるから、動画の車もそんな一台だろうと最初は思ったが、いかにもなアフター・パーツは見当たらない。タービンのブースト圧を上げた輸出用450馬力仕様車だろうかと説明を読めば、公道走行可能なハイグリップ・タイヤを履かせただけ、国内向けのフルノーマル(無改造)だという。

んなばかな、と思ったが、そこでふと気がついた。「5秒台」というのは爺さんが生まれた時の数字で、履いていたタイヤも当時のもの。だがこの20年でタイヤも進化し、グリップ力は驚くほど向上している。つまり、20年以上前に設計・製造された市販車にもかかわらず、昨今の新型車が履くのと同じハイグリップ・タイヤを使えば、筑波で「3秒台」をマーク可能なポテンシャルを爺さんは持っていたことになる。

それで思い出したのが、同じく「筑波3秒台」と言われるトヨタGRヤリスのハイエンド・モデルと爺さんの競争動画。撮影した外国人モーター・ジャーナリストは「20年の進化って凄いでしょ」と言いたかったみたいだが、結果はほぼ同格、項目によっては爺さんの方が速かったから愕然としていた。

その動画を見た時は、モーター・ジャーナリスト氏、あまり運転上手くないんだな、と思っていた。でも「3秒台」動画を見て納得。腕前を疑ってごめんね。(笑)
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