チリソースの総菜が食べたくなった。でもエビチリはお値段も張るし、下処理が面倒で時間も掛かる・・・そのようなお悩みの場合に。
鶏むね肉なので、油控えめ、でも高たんぱくです。
〜材料〜2人分
鶏むね肉 1枚(大きめ。300gあれば十分)
長ネギ 半分
調味料(A)
ケチャップ 大さじ3
おろしにんにく 小さじ2
おろし生姜 小さじ1
鶏がらスープの素 小さじ2分の1
砂糖 小さじ1
酒 大さじ2
調味料(B)
豆板醤 適量〜小さじ2
下処理
タレを事前にしっかり混ぜておく。ニンニク、生姜はチューブ式でもOK。
お子さんなどがいて、甘く仕上げたい場合、ケチャップはデルモンテの「リコピンリッチ」がお勧め。
市販品ながら、トマトが多めで甘い。砂糖を増やすよりヘルシー。
●ネギはみじん切りにする。蛇腹切りにした後、細かく切る。コールスローのようなイメージで。但し辛いのが苦手な方はネギの代わりに玉ねぎのご使用も可。
●鶏むね肉
皮がついている場合は剥いでおく。後にカリカリに焼いて摘みにしておくのも良い。
★鶏もも肉ほど匂いは出ないものの、匂いや水っぽさが気になる場合、キッチン用ペーパータオルで包んで圧縮して除去する。★
★胸肉を一口サイズにカットしていくので、それほど筋は気にならないはずだが、それでも多い場合は筋切りをやっておく。★
剥いだら、一口サイズにカットするが、この時刺身、白菜のように刷り切りにしておくと、細胞が切れて味が沁みやすい。塩を少々、あらびき胡椒を掛け、片栗粉を全面に塗していく。
調理
フライパンを中火に掛け、多めの油で焼いていく。
★この時、鶏肉全体に熱を行き渡らせたいので、密着し過ぎないよう、フライパン内で丁寧に配る★
焼き色(色はたらこのピンク色からチーズ色か象牙色に変化)がついて来たら、ひっくり返す。
中までしっかりと火が通ったら、一度鶏肉を取り出す。
この時鶏の油も使いたいので、火を止め、フライパンから器に流し込むではなく、菜箸、トング等で器に抽出する。
油が少ない場合は大さじ1ぐらいになるまで追加投入、逆に多い場合は大さじ1ぐらいになるまで、キッチンペーパー等で間引きする。
弱火に掛け、調味料(B);豆板醤小さじ2を投入(辛いのが苦手な方は減らしても構いません)。投入する場所は油が敷かれているところ。
★★この工程は重要。油に豆板醤の旨味を移していく。★★
フライパンの焦げに注意しつつ、豆板醤だけを油で軽く炒めることで、香りと旨味を引き出す。香りが出て来たら、調味料(A)を投入、酒が入っているので、沸騰させていく。
加温され、ぐつぐつして来たら、鶏肉、みじん切りにした長ネギを投入し、よく絡める。フライパンの焦げに注意。
よく火が回り、タレが絡んだら完成。盛り付けて終了。
〜編集後記〜
最近鶏むね肉が流行っています。カロリー控えめで高たんぱくだからでしょう。今回廉価でボリュームの良いのを入手出来ました。360gのむね肉を使用しております。
今回は辛さ、甘さの調整が比較的容易なレシピです。
豆板醤を鶏の油で炒めるとスパイシーで食欲をそそる香りが漂って来ました。
見た目は油ギトギトな印象ですが、独りでも250gいけそうな感じでした。
この点で矢張り今回も「米泥棒認定」です。
最後まで御覧頂きまして、ありがとうございました。
(了)
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