今週は妻の退職もあり、改めて働くこととは何なのかを考えさせられる一週間でした。
色々考える中で、”会社よりも大切な自分にとっての働く意味”を自覚することが大切なのだと考えるに至りましたので、そのことについて書いていきたいと思います。
何のために働くのか?
この問いの答えが大切だ、という事が今回書きたいことです。
なぜ大切なのか? それはその人間がどう生きるかを決める視座に関係するからだと私は考えていきます。
例えば、お金のために働く、会社のために働く、自分のために働く、家族のために働く、社会のために働く・・・・・・色々な目的があると思いますが、それをきちんと言語化して、自分の意思として認識できている人は多くないように思えます。
それぞれの目的意識に優劣があるわけではありません(7つの習慣の視点でいうなら、何を中心に置いているかという点において良し悪しはありますがここではそのことは議論しません)。
私の好みでいうなら、それは自分のミッションステートメントに従って、自分のためあるいは家族のため、社会のために働くことになるわけです。
この目的意識は日々起こる些細な出来事を相対化するのに役立ちます。
例を挙げるなら、あるとき自分の中で大きな仕事での不満があったとして、その不満への向き合い方が大きく変わります。
働く目的が、お金のため(家族を養う、ローンの返済など)であるなら、お金を稼ぐために仕事は辞められないので、仕事上の不満は解消できず、モヤモヤを抱えたまま働くことになります。
この状態では働くこと(手段)とお金(目的)の間の距離が近すぎて相対化が難しくなります。
一方で、社会を変えるために働いている、という意識があるなら、自分の今現在感じている些細な不満に囚われていることの馬鹿馬鹿しさに気がつくことができます。
激務の職場ほど、あるいは与えられた仕事に対する責任感やプロ意識が強い人ほど、仕事をしっかりやることを目的として働きがちなような感じがします。
職場環境が良ければそれでもいい場合もありますが、往々にして体を壊すまで頑張りがちです。
自分にとって本当にやりたいことは何なのか、働く目的は何なのか、お金を稼ぐことの先にあるのは何なのか、こういった問いに対する答えを自分の中で持っておくことは働く中で不満や問題を感じたときにどうすべきかを判断する際に役立ちます。
不満であれば、それは自分の目的に対して大きな障害なのかを判断でき、問題なのであればそれに耐えるべきなのかそうではないのかを判断できます。
きついな〜、と感じたら一度立ち返る場所を見つけて置くことが大切です。
以上
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