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2022年12月02日02:44

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アマゾンの先住民たちがネット通信を駆使して発信する姿は、まさに“21世紀の世界”でした。BS1スペシャル「アマゾン先住民のデジタルWAR」(2022)。

「BS1スペシャル」はNHKが制作した番組で、「BS世界のドキュメンタリー」は世界各国が制作した(NHKの共同制作もある)番組のようです。そんな区別はともかく、この「アマゾン先住民のデジタルWAR」は実に興味深い。今のところ再放送の予定はありませんが、U−NEXTで見られるようです。

今年10月に行われたブラジルの大統領選挙では、経済を優先しアマゾンの開発を推進してきたボルソナロ大統領の再選を阻もうと、先住民の女性リーダーが立ち上がりました。ソニア・グァジャジャラさん(48歳)が、同日に行われた連邦議会選挙に立候補し、SNSを駆使してアマゾンの保護を訴えたのでした。←この部分の文章は、NHKのページから拝借しています。

その結果、大統領選ではルーラ元大統領が復帰しグァジャジャラさんも議員になりました。ブラジルの政権はアマゾンの熱帯林保護へと再び舵を切ることになりましたが、ルーラ大統領の得票率は51%ですから、何かあれば逆転しそうです。←誰かが唱えた“ルーラ”の呪文で飛ばされないで欲しい。←ドラゴンクエスト、覚えてますか? てな冗談を言ってる場合じゃない!

何より驚いたのは、アマゾンの先住民保護区に太陽発電器具とパラボナアンテナによるwiifi設備を作り、SNSを駆使して世界へ訴えたという事実です。これぞ究極の草の根運動、それが世に打って出た快挙ですね。さらに熱帯雨林の火災状況を、NASAのシステムを使って監視するアプリがあり、消火活動が迅速化したそうです。

やはり英語という共通の言葉を駆使すれば、世界の人々とつながるのですね。僕は日本語だけの発信ですが、それでも会ったこともない方々に読まれている事実を知っています。FBにおいては安全確保のため、お会いした方以外との友達関係は結ばないようにしていますが、ミクシィではそれ以外の方のアクセスがかなりあると確認できます。

今回のドキュメンタリーは、前半のソニア・グァジャジャラさんたちの広報活動などに驚かされ、後半は選挙戦のサスペンスで押し切られました。その後半に関しては、テレビ局のスケベ根性丸出し(Sorry my French.)の部分もあるのですが、結果オーライと考えたい。なにしろ僕は世界一わがままな映画ファンのひとり(I'm one of the most selfish movie-goer in the world.)なのですから。

今後は僕も、英語で発信するように努力してみるか。←いつになったら出来るだろう? でもやるしかないよね。

とはいえ、放送した番組を簡単に配信業者に託していいのかな。NHKオン・デマンドって、民間業者を太らせるため? それって何か違う気がするのですが。どう思われますか?
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