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2022年12月01日00:21

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初期キリスト教信条史 J.N.D.ケリー 一麦出版社 2011年12月

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p.239
後者の考え方は、数行後に挿入された「御父と同質の(ομοουσιον τω πατρι)」という最も重要なフレーズにおいて、十分に明らかにされた。
…「彼(御子)は御父の本質に由来する(εκ της του πατρος ουσιας εφυ)」という一文は、アタナシオスが後で指摘しているように19、3世紀後半のテオグノストスの『梗概』の中で用いられていた。…すなわち「御子は彼(御父)と同じではなく、また同じ本質(ομοουσιος)でもない……御父は本質において御子とは相容れない」。…また、御子自身は御父の本質と共通のものを持っていない(ουκ εστιν ιδιος της ουσιας του πατρος)」。
p.240
彼は常に、言はまったく御父の本性、また存在と似てはいない(ανομοιος κατα παντα)と主張していた。彼の偉大なる友人であり、擁護者であるニコメディアのエウセビオスは、まったく同じ立場であり、ティルスのパウリヌスに当てた手紙の中で23、「彼(御父)の本性に由来する(εκ της ουσιας αυτου γεγονος)」という表現を拒絶した。
 さて、次の反アリウスの条項は、「真の神よりの真の神(Θεον αληθινον εκ Θεου αληθινου)」である。…もし言が神と呼ばれるのなら、言は真実ではない神であるにもかかわらず、他のすべての恩恵によって(μετοχη χαριτος)神であり、名目だけでそう呼ばれる」と述べた。…
 次のニカイアの特徴的な条項でる「造られずに生まれ(γεννηθεντα ου ποιηθεντα)」という一文は、アリウス派が容易に逃げ出すことができた内容からのものではなかった。
p.241
 しかし、信条の四番目に特徴的なフレーズである「御父と同質であり(ομοουσιον τω πατρι)」において、アリウス主義に対する正統派の返答の最重要点が凝縮されていた。
p.242
すなわち、たとえ用語が聖書の中に現れていなかったとしても、それが表していた意味は所有していた(ει και μη ουτως εν ταις γραφαις εισιν αι λεξεις, αλλα την εκ των γραφων διανοιαν εχουσι)。…
…最初の提案をさらしものにして、「御子には存在しない時があった(ην ποτε οτε ουκ ην)」と、簡潔に、御子の永遠性についてのアリウスの否定を要約し、御子が御父に従属することが主張された。
p.243
「御子には存在しない時がなかった(non est quando Filius non Filius fuit)」と。…第二の定式が非難している「御子が生まれる以前には存在しなかった(πριν γεννηθηναι ουκ ην)」という事柄は、最初のものに含まれている考えを表現する以上のものではない。…次の段落の中で、彼はコンスタンティヌス自身が呪詛を解釈したとき、変わることのない神である御父が、常に御父であるに違いなく、それゆえに、御子は「潜在的に(δυναμει)」また「実際に(ενεργεια)」存在するようになる前に、御父とともに「生まれることなしに(αγεννητως)」存在していたと考えられるに違いない、と力説した。…
…「御子は無から存在するようになった(εξ ουκ οντων εγενετο)」は、結局のところ特別な解釈を必要としていない。
p.244
「別の本性(ヒュポスタシス)もしくは本質から(εξ ετερας υποστασεως η ουσιας)」という表現は、より重要になったが、彼らが同等のものとして用いた「ヒュポスタシス」または「ウーシア」という用語を示したことにおいて(彼らは単に御子は御父の本質ではなかったという、アリウス派の決まり文句をくり返しただけだが)彼らの教義ではそれほど重要なことではなかった。…
…「ヒュポスタシス(υφεσταναι、下に横たわる)」の初期の語の由来は、「下に広げられた(substratum)」という意味であることを受け入れることができたし、それは「ウーシア」に近かった。…私たちはエウセビオスが、会議に提出した信仰の告白において、「三つのヒュポスタシス(τρεις υποστασεις)」という定式をうまく避けていたことを見た。
p.245
「創造された(κτισιον)」ものとしての御子の描写の禁止は、数多くの編集者たちによって記されたが、おそらく信頼できるものではなく、信条の翻訳から(とりわけ)存在が欠けているものは、カルケドンの第二の区分では省かれていた。…また、「事実上可変であり、罪を犯しうる(τρεπτον η αλλοιωτον)」との表現の禁止は、アリウス派の一般的立場から描いた、一つの思い切った必然の結集を取り除く意図があった。…アレキサンダーの回覧書簡に従えば40、彼らは「悪魔が変えられたように、神の言も考えられうるのか(τραπηναι)」と問われ、また「事実そうである。なぜならば、言は変化する現実的な能力、偶発的な存在、変化する存在であり能力である(τρεπτης γαρ φυσεως εστι, γενητος και τρεπτος υπαρχων)」と答えることを恐れていなかった。…「彼は御父のように変化(ατρεπτος)できないのではなく、彼は被造物のように、本来の変わりやすさによって存在しているのである」。…すなわち、「多のすべての人々のように、本性によって言葉自身は変化する能力があり、しかし、言は、彼自身の意思の行ないによって、彼がそうあり続けようとしている限り善(καλος)にとどまるのである(τω ιδιω αυτεξουσιω)。…
p.246
アタナシオス自身は、長い期間この語を使用することについて乗り気でないことを明らかに示していたし、むしろ「本質において同様(ομοιος κατ' ουσιαν)」の表現を好み、西方における長い追放の後に、真剣なものとして確信して取り上げただけであった。
p.247
それはアリストテレスがδευτερα ουσιαもしくは、「第二の本質」とよんだものであった。…それがアリストテレスがπρωτη ουσιαもしくは、「第一の本質」によって主張していたことであった。
p.248
異端の指導者自身は、御子は御父の「同本質の部分(μερος ομοουσιον)」であったという暗示を軽く扱っていた55。…ニコメディアのエウセビオスは、ティルスのパウリヌスに宛てた手紙の中で56、彼らがこの二つの独立している存在も、二つに分けられたり(αγεννητα)ある物質的体験を課せられたりしたものについて、何も聞いていなかったと憤慨して叫んだが、その時、明らかに同じ考えを心に描いていた。
p.250
これを証明するにあたって、彼は御父と御子の関係の描写が、父と子の関係、また草木と種の関係、また、泉とそこから流れる流れのイメージとして、それらすべての例が「同じ本質(ομογενη)」であるもののイメージとして創作していたのだと主張した。
p.251
彼に従えば63、アンキラのバシリウスと彼の仲間たちは、パウロが、ホモウーシオスによって意味していたことが、御父と御子が一つに結成され、区別されない存在になった(solitarium atque unicum sibi esse patrem et filium praedicabat)ものであったことを理解していた。換言すれば、その用語を用いるとき、彼はよく知られている彼の考えすなわち、御子が人の中のロゴスとして御父の中にいたこと、またロゴスであるキリストは単にλεκτικη ενεργειαであったということを発展させた。
p.254
すなわち「ニカイアにおいて受け入れられた信仰を(ουτος την εν Νικαια πιστιν εξεθετο)行使したのは、彼(オシウス)であった」。
p.255
それは御父が彼の言と知恵(αλογος και ασοφος)なしには存在することが考えられず78、御子が(ヨハネ10:15参照)御父の完全な知識であり79、完全なイメージであり、御父と御子は両者において隔たりなく二つの分けられない存在であることが考えられるべきであり(αλληλων αχωριστα πραγματα δυο)、御子がもし御父の本質からεκ της ουσιας του πατροςでなければεξ αυτου του οντος πατροςである80という主張によって示されている。
p.262
すなわち、「御父との同一性(την προς τον πατερα ενοτητα)97」、「御父と御子の単一にして分割できないこと(η φυσις μια και αδιαιρετος)98」、「御父の本質と親密に一つにされた子(ιδιον της του πατρος ουσιας γεννημα)99」、「御父の本質と親密に一つにされること(ιδιος της ουσιας του πατρος)100」、「神の同一性と本性の同一性(την μεν ταυτοτητα της θεοτητος, την δε ενοτητα της ουσιας)101」、その他同様の表現がある。
p.267
Εις ενα θεον, τον των ολων θεον, πιστευειν, τον παντων νοητων τε και αισθητων δημιουργον τε και προνοητιν.
唯一の神、世界の神、理解でき、知覚できる、すべての事柄の創造者であり支配者である神を信じること。
Και εις ενα υιον του θεου μονογενη, προ παντων αιωγων υπαρχοντα και συνοντα τω γεγεννηκοτι αυτον πατρι, δι' ου τα παντα εγενετο, τα τε ορατα και τα αορατα, τον και επ' εσχατων ημερων κατ ευδοκιαν του πατρος κατελθοντα και σαρκα εκ της παρθενου ανειληφοτα, και πασαν την πατρικην αυτου βουλησιν συνεκπεπληρωκοτα, πεποθεναι και εγηγερθαι, και εις ουρανους ανεληλυθεναι, και εν δεξια του πατρος καθεζεσθαι, και παλιν ερχομενον κριναι ζωντας και νεκρος και νεκρους και διαμηνοντα βασλεα βασιλεα και Θεον εις τους αιωνας.
また、神からただ独り生まれた御子を信じること、この御子はすべての世に先立って、彼をもうけた御父と共にいまし、同時に存在し、彼によって見えるもの見えないもの、すべてが存在するようになり、時いたって、御父の意思に従い、世に降られ処女マリアによって受肉し、御父の意思を満たし、苦しまれ、よみがえらせられ、天に昇り、御父の右に座し、生ける者と死せる者を裁くために再び来られ、そしてその王と神はよにわたってとどまる。
Πιστευομεν δε και εις το αγιον πνευμα.
私たちはまた聖霊をも信じる。
Ει δε δει προσθειναι, πιστευομεν και περι σαρκος αναστασεως και ζωης αιωνιον.
そしてもし付け加えられるべきことがあるとすれば、
私たちの体のよみがえりと永遠の命に関しても信じる」。
p.269
Εις θεον, πατερα, παντοκρατορα, τον των ολων κτιστην, εξ ου τα παντα.
父であり、全能者世界の創造者、造り主、すべてのものはこの方からなった神を。
Και εις τον υιον αυτου τον μονογενη, θεον λογου, δυναμιν και σοφιαν, τον κυριον ημων 'Ιησουν Χριστον, δι' ου τα παντα, τον γεννηθεντα εκ του πατρος προ των αιωνων, θεον τελειον εκ θεου τελειου, και οντα προς τον θεον εν υποστασει, ὲπ' εσχατων δε των ημερων κατελθοντα και γεννηθεντα εκ της παρθενου κατα τας γραφας, ενανθρωπησαντα, παθοντα και ανασταντα απο των νεκρων, και ανελθοντα εις τους ουρανους, και καθεσθεντα εκ δεξιων του πατρος αυτου, και παλιν ερχομενον μετα σοξης και δυναμεως κριναι ζωντας και νεκρους, και μενοντα εις τους αιωνας
また、彼からただ独り生まれた御子、神、言、力そして知恵である、私たちの主イエス・キリストを。彼によってすべてのものはなり、すべての世に先立って御父から生まれ、完全な神からの完全な神、また、神の位格として存在し、時いたって世に降られ、聖書に従って処女マリアから生まれ、人となり、苦しまれ、死からよみがえらされ、天に昇り、御父の右に座し、栄光と力をもって行けるものと死せるものを、裁くために再び来られ、世のためにとどまる。
Και εις το πνευμα το αγιο, τον παρακλητον, το πνευμα της αληθειας, ο και δια του προφητου επηγγειλατο ο θεος εκχεεν ὲπι τους εαυτου δουλους και ο κυριος επηγγειλατο πεμψαι τοις εαυτου μαθηταις, ο και επεμψεν, ως αι πραξεις των αποστολων μαρτυρουσιν.
また、聖霊を、慰め主であり、真実の霊、預言者がその僕たちに注がれることを約束し、主が弟子たちに遣わすことを約束した神、使徒たちの行為が証明しているように、主もまた遣わした。
Ει δε τις παρα ταυτην την πιστιν διδασκει η εχει εν εαυτω, αναθεμα εστω, † και Μαρκελλου του Αγκυρας, η Σαβελλιου, η Παυλου του Σαμοσατεως, αναθεμα εστω και αυτος και παντες οι κοινωνουντες αυτω.
しかしもしっ誰かこの信仰以外の何事かを教え、心のうちに保つなら、彼はアンキラのマルケルス、もしくはサベリウス、あるいはサモサタのパウロの……呪詛を受け、彼また彼と分ち合うすべてのものの双方が呪詛される」。
p.270
偏見をまったく持たないわけにはいかないが、アタナシオスの報告に従えば、司教たちは彼らの以前の決定を(μεταγνοντες ὲπι τοις προτεροις)悔やみ、それについて彼らの以前の決定を改めた。…すなわち、彼らのうちの一人の異端が疑われて、それによって信条の編集は促されたということである(cum in suspicionem venisset unus ex episcopis quod prava sentiret)。…
Πιστευομεν ακολουθως τη ευαγγελικη και αποστολικη παραδοσει εις ενα θεον, πατερα παντορατορα, τον των ολων δημιουργον, εξ ου τα παντα.
福音的な、また使徒たちの言い伝えに従って、私たちは唯一の神を、父、全能者、彼によってすべてのものがなった全世界の創造者、造り主、そして支配者を信じる。
p.271
Και εις ενα κυριον 'Ιησουν Χριστον. τον υιον αυτου τον μονογενη θεον. δι' ου τα παντα, τον γεννηθεντα προ των αιωνων εκ του πατρος, θεον εκ θεου, ολον εξ ολου, γονον εκ μονου, τελειον εκ τελειου, βασιλεα εκ βασιλεως,κυριον απο κυριου, λογου ζωντα, σοφιαν ζωσαν, φως αληθινον, οδον, αληθειαν, αναστασιν, ποιμενα, θυραν, ατρεπτον τε και αναλλοιωτον, της θεοτητος ουσιας τε και βουλησ και δυναμεως και δοξης του πατρος απαραλλακτον εικονα, τον πρωτοτοκον πασης κτισεως, τον οντα εν αρχη προς τον θεον, λογον θεον κατα το ειρημενον εν τω ευαγγελιω <<και θεος ην ο λογος>>, δι' ου τα παντα εγενετο και εν ω τα παντα συνεστηκε τον επ' εσχατων των ημερων κατελθοντα ανωθεν, και γεννηθεντα εκ παρθενου κατα τας γραφας, και ανθρωπον γνομενον, μεσιτην θεου και ανθρωπων αποστολον τε της ζωης, ως φησιν ο τι <<καταβεβηκα εκ του ουρανου, ουχ ινα ποιω το θελημα το εμον, αλλα το θελημα το πεμψαντος με>>, τον παθοντα υπερ ημων, και ανασταντα τη τριτη ημερα και ανελθοντα εις ουρανους, και καθεσθεντα εν δεξια του πατρος, και παλιν ερχομεν μετα δοξης και δυναμεως κριναι ζωντας και νεκρους.
また、ひとりの主イエス・キリストを(信じる)、神の御子、神からただ独り生まれ、彼によってすべてのものは存在し、すべての世に先立って御父から生まれ、神よりの神、すべてからのすべて、唯一からの唯一、完全からの完全、王からの王、主からの主、生ける言、生ける知恵、まことの光、道、真理、復活者、羊飼い、扉、変更できず、変わることなく、神の真実な像、本質、意思、力、そして御父の栄光、すべての被造物に先立って生まれ、神とはじめから共にいまし、福音書が「そして言は神であった」と述べたことに従った、神の言、言によってすべてのものが存在するようになり、時いたって、上より降られ、聖書に従って、処女マリアから生まれ、人となり、神と人との仲介者となり、私たちの信仰の主唱者、命の支配者、彼は言う「私が来たのは、私自身の意志を行うためではなく、私をお遣わしになった方の意思を行うためである」、そして私たちのために苦しまれ、三日目によみがえり、天に挙げられ、御父の右に座し、生ける者と死せる者とを裁くために栄光と力をもって再び来られる。

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■「家を売ろうとする母、どうすれば」カルト問題相談会、銃撃事件きっかけに来訪者急増
(弁護士ドットコム - 07月29日 21:01)
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安倍元首相の銃撃事件で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に注目が集まる中、日本基督教団は7月29日、都内でカルト問題相談会を開いた。2カ月に1回開いている定期的な会だが、前回は1件、前々回は2件だった。この日は7件15人ほどが訪れ、全て旧統一教会についての相談だった。親を脱会させたい2世だけでなく、子やきょうだいの今後について悩む人々の姿があった。


●「母がいなくなれば全て収まるとすら思った」

同教団は全国のプロテスタント系のキリスト教会の集まり。相談会は約2時間で、関心の高まりを受け、牧師や弁護士、元信者の家族などスタッフをいつもより増員して待っていると、続々と相談者が集まってきた。



相談に来ていた3人の女性が、前のめりになって話を聞いていた。30代の姉妹と伯母だという。母親が入信して30年以上。父が亡くなって以降、献金がエスカレート。壺などを購入して、年金の1割を献金する日々だという。実家で1人で暮らす母のもとには教会関係者が出入りし、最近は家を売ると言い出しており、対策を考えあぐねていた。



相談に対応した全国統一協会被害者家族の会(略称:家族の会)の男性は妻を脱会させた経験があり、「困っている自分たちが被害者だと思っていてはダメなんです。マインドコントロールされている信者は、いいことをしていると思っている。『家族のことを考えてくれてありがとう』と話を聞くことが大事ですよ」と話す。



対応した牧師も言う。「ご本人は家族のために信仰を続けている。北風と太陽というでしょう。否定しないで、温かくほんわかした雰囲気で、お話ししてください」



女性たちは「来るまですごく不安だった。正直、母がいなくなれば全て収まるとすら思ったこともあります。修羅場は何度もあった。交渉の仕方を変えて、家族の会にも参加したい」と言い、ほっとした様子で帰っていった。



●「報道を見るなと指示している可能性がある」

マインドコントロールされた信者の脱会には、牧師らのカウンセリングが不可欠とされている。日本基督教団には、30年前の脱会ピークの時代から携わる牧師も複数いる。



2003年11月に発足した家族の会は電話やメールで今も相談を受け付けている。家族の会の男性は「脱会は簡単ではない。今回の事件でも彼らは『報道しているテレビを見るな』などと指示している可能性があります」と話す。



関東地方に住む別の女性は、30代の妹について相談に来ていた。妹は大学時代に入信し、その後は旧統一教会とは関係していないと思っていたものの、今年4月ごろに家からさまざまな書籍などが見つかり、今も活動を続けていることが分かったという。合同結婚式で結婚した相手との間に4人の子どもがいる。



一緒に来ていた叔母の60代女性は「東北地方に住む彼女の母親は心労でダウンしています。だれにも相談できなくてつらい思いをしている。お金のことはいいんです。カルト教団との関わりを絶ちたいんです」と話していた。


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