「裂けた明日」 佐々木譲、新潮社。
本日2冊目。
超久しぶりに佐々木作品読んだんですが、こんな癖のある作品書くんだっけ?
確かに近未来とかにしないとあり得ない逃亡劇なんだが、朝鮮とかアメリカとか民防とか謎の組織とか絡めず、もっとシンプルに、これなら公安とか宗教団体、ヤクザとかから逃げる設定にした方が面白くなった気がしちゃいました。
まあ、こういう設定だから人もあっさり殺されるし、ハラハラドキドキ感が感じられる作品になったのかもしれないが、個人的には近未来ではなくリアリティーさを感じられる設定にして欲しかったかな。
100点満点中67点。
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