クレア・デュヴァルという女優さんは、90年代末に「パラサイト」とか「17歳のカルテ」などの傍役として注目していました。そんな女優さんが40歳近くになって監督業に乗り出した作品です。30分ルールで却下していたことを、すっかり忘れていて今度は全部見てしまいました。←32分あたりでやめようかと思ったのですが、90分しかないから全部見たしだい。
物語は、3組のカップルが共通の友人夫婦の危機を察知して週末旅行に誘い、“あんさん、別れなはれ”と通告しようとするオハナシ。たぶん前回30分で止めたのは、自分の頭の周りのハエも負えない人間が、他人のことに口を出すからでしょう。おまけに深刻な問題を持ち出せないでぐずぐずしていて、誤魔化してジェスチャー・ゲームをしようという展開になる。
こりゃ、あきませんわな。しかし30分ルールで却下していたことを忘れていた僕は、今回は見続けました。クレア・デュヴァルという女優さんを最近見ないせいもあります。←どうやらテレビ物を監督したりしているらしい。この映画では、以前に共演した仲間たちを集めて18日間で撮り上げたそうですから、仕事の速さで受けているのかも。
とりあえず僕は、コビー・スマルダースという女優さんに着目して90分を過ごしました。以前から彼女が出ている映画で、似たような目の付け方をしていましたね。とはいうものの、顔と名前が一致するまでには至っていない女優さんです。今回は松葉杖姿で登場しますが、実際に撮影直前に骨折したらしい。“映画って、骨が折れる仕事なんだってね”。
メラニー・リンスキーにも覚えがあるけれど、こちらは好みではない女優さんなのでパスしておきます。あとはクリント・イーストウッドの「真夜中のサバナ」で、独特の雰囲気のある町だなと思っていたサバナが映し出されるのですが、それも単なる彩りでした。そのサバナからそう遠くないライスボロにある、ベン・アフレックの家を借りて撮影したそうですね。ええ友達持っていてよろしおますなぁ。
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