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2022年10月17日08:35

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神宮スズメの独り言2022秋〜41〜決戦は月曜日

第1試合の早稲田対立教の最後のマウンドにはともに仙台育英出身の1年生、伊藤樹君と吉野君がいた。そして第2試合の先発はこれもともに1年生投手。慶應の外丸君は春は4回先発しており、この秋も今日が4度目の先発。しかし明治の久野君はこの日が初の先発だ。

勝ち点を落としていない慶應と明治。1回戦は慶應が勝っており、今日は絶対に負けられない明治の先発を任された久野君。しかし彼はとんでもない1年生だった。

そもそもサウスポーでありながら140キロ後半のスピードに抜群の制球力は非常に魅力のある投手だ。ストライクを取るのに何の苦労もしない。今日は慶應打線を相手に三者三振で初回のスタートを切った。そして2回も2三振。4回までパーフェクトに抑えていく。

5回には初安打を浴び盗塁で2死2塁、6回は安打と犠打で1死2塁のピンチを招いたが落ち着いた投球で後続を断つ。6回の1死2塁ではセンター前に抜けんかという打球を捕球するとすぐさま2塁へ投げ少し飛び出していた2塁走者を刺した。フィールディングもうまい。

久野君は6回までと最初から決めていたのだろうか。7回は久野君からの打順だったためもう7回表まで投げるかと思われたが、マウンドを高山君に譲った。そしてその高山君も7回8回を三者凡退に抑える。

慶應の外丸君は毎回安打を浴びながらも4回の宮田君のタイムリーによる1点に押さえ粘り強く投げていたが、5回1死1・3塁とされたところで降板。渡部淳一君が後続を断って6回までは1−0としぶとくくらいついたが、7回からマウンドにたった橋本達也君が明治を押さえきれなかった。

先頭の明新君が絶妙のセーフティバント。これがエラーを誘って無死2塁。さらに送りバント野選と四球で無死満塁となると宗山君の犠飛と上田君のタイムリーで3−0とした。

慶應は6回まで久野君に2安打無四球、7回8回も高山君にパーフェクトに抑えられており、今日は明治の日かと思われたが、明治は最終回、石原君をマウンドに送る。すると慶應は代打の本間君が安打で出ると古川君もエラーともとれる内野安打で無死1・2塁。1死となったところで明治は投手を下江君に替えたが廣瀬君にはライトフェンス直撃かという打球を明新君に好捕され2死。いよいよ追い詰められた慶應だったが萩尾君はこの廣瀬君の上をいった。

萩尾君はなんとバックスクリーンに叩き込んだのだ。9回2死からの3ランで3−3の同点。

慶應の完敗かと思われたこの試合は土壇場で追いついた。しかし9回の裏、明治は1死2塁から上田君を申告敬遠。2死後、蓑尾君が前進守備の外野陣の頭上を越える打球を放ってサヨナラ勝ちした。これで1勝1敗。勝った方が優秀に向けて大きく前進する。

決戦は明日の月曜日だ。



2022年10月16日 東京六大学野球秋季リーグ戦 第6週2回戦(於 明治神宮野球場)
慶應義塾
000 000 003 = 3
000 100 201x = 4
明治

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