江戸川コナン・その1【「あの事件」と共通点が多くないか】

■投稿までの背景と事件概要■

先ずはご親族におかれましては、ご苦衷、心よりお察し申し上げたい。

警察もご親族も今は「第三者の関与」が無いものとして慎重に言の葉を選んでいる事は明らかである。勿論松戸署は水面下では関与はあるものとして無言のうちに捜査しているだろう。警察組織に知り合いがおられる方であれば、言うまでもないが、「迷子」程度であれば、かほどに大規模に捜査はしないし、ほぼ担当署員の持ち出しとなるから、出来ない。にも拘わらずこれだけ大規模に進めているのだから、それは明らかだ。

そうした事もあり、ブログにするのを様子を見つつ、控えていたが、矢張り1秒でも早く無事「発見」ではなく、無事「保護」される事を期待し、公開され、限られた情報を手掛かりに投稿することにした次第である。

先ずはこの事件、「あの事件」と共通点が見られたので、気になっている。

そう、あの事件とは小倉美咲ちゃんの事件である。小倉美咲ちゃんの事件についてご存じない方はこちらにもまとめてありますので、手前味噌にはなってしまいますが、お手隙の際に宜しかったらどうぞ。▼

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982354344&owner_id=58808945

共通点を列挙してみる。

▼ふたりとも千葉県在住・・・美咲ちゃん:成田市、朝芽ちゃん:松戸市(ちなみに両市は直線距離で40kmちょっと)

▼行方不明時が7歳

▼行方不明の日が限りなく近い・・・美咲ちゃん:9月21日、朝芽ちゃん:9月23日

▼水嫌い

▼黒髪のショートヘア

▼第一の遺留品は(キックボードを除き)靴と靴下だった

▼お姉さんがいる

お聞きになっている事とは思うが、先ずはもう一度事件概要から見てみたい。

(1) 9月23日11時、朝芽ちゃんは自宅からキックボードで近くのこぶし公園に遊びに行く。後に母親が迎えに行くことになっていた。

(2) 同、11時半に迎えに行ったところ、朝芽ちゃんはどこにもいなかった。

(3)同、12時頃、公園から900mほど離れたお寺の防犯カメラに朝芽ちゃんが映っているのが確認された。

(4)同、15時頃(注・拙稿のこのコーナーでは全て24H制で表記させて頂いている)に母親が警察に通報した。

(5)同、16時半頃、母親の友人が朝芽ちゃんの家から約1.2kmほど離れた別の公園でキックボードを見つける。この時の状況は乗り捨て、という感じではなく、「立てかけてあった」。

(6)翌24日の午前10時過ぎ、警察がその公園から約300mほど離れた江戸川の土手で朝芽ちゃんの靴下と靴を捜索中の警察が発見する。

なお、この靴下と靴は母親の証言では彼女が当日早朝4時に河川敷を通った限りでは見かけなかったという。しかしその6時間後、警察によれば、わざわざ揃えて置かれていたという。

キックスケーターと云い、靴や靴下と云い、作為を感じざるを得ない。これらについては現時点では犯人に迫る意味で極めて重要なメッセージだと考えている。

まだ結論は出さなくても良い。

いずれ考察を試みる。

残念だが現状で公開された限りでは、これ以上有力な情報が無いまま、市川市の江戸川で女性のご遺体が発見されてしまったのである・・・。

■誰もが避けている朝芽ちゃんの性質■

南朝芽ちゃんについてもう少し見てみたい。パーソナルデータはワイドショーで詳しく報じられているので、そちらを見て頂きたい。生年月日とか身長体重ではなく、個人的に注目したいのは彼女が障害とまではいかないまでも、多動性だという事である。

一言で言えば、発達が他の子と比較し、緩やか過ぎるという事である。

これは姉などのコメントからこのようにしか表現することが出来ないので、より詳しく知りたい方はウィキペディアなどに「多動性」と入力してみて頂ければ、ご理解いただけるのではないか。昔で云うところの「特殊学級」、これは今は差別用語になりかねないので、今は両学、に通っていた事が文章から窺えた。

勿論、「両学」は今は全時間だけでなく、年間35時間〜280時間と子どもの発達状況によって幅広く対応してくれている。

多動性の子は動きが活発で俊敏な反面で、落ち着かず、目移りしやすい傾向が強いという。

自分もこの子の多動性という性質を知るまでは、母親の言いつけを守らず、なぜキックボードで勝手に離れたのか考えていた。

ははん。冒険モードにスイッチが入り、見知らぬ道でひき逃げに遭い、犯人が慌てて遺棄されてしまったか、犯人が慌てて連れまわしたかしたんだな。巷では嘗てのミヤザキのような「ロリ」かペドフィリアだなと言っているけど、そうじゃないでは。

そう思った。が、朝芽ちゃんが多動性だと知り、大きく変わってしまった。少なくとも通常の7歳のお嬢ちゃんの取る行動ではないという事になり、とんだ見当違いだという事を率直に認めざるを得ない・・・。

善意に解釈すれば、マスコミは知りつつ、書くことが出来なかった事が窺える。

しかし我々mixi民は「誰が言ったか」はそれほど重要ではない。ネットの世界では責任は当然伴うものの、寧ろ「何を言ったか」が重要なのだ。

その見地からも話を進めてみたい。

このコーナーでは解決までは両方の事件は何らかのリンクがあるものとして、話を進めさせて頂きたい。

いや、それでも自分は事故だと思っている、そうお考えであれば、ひとつの仮説なので、ここから先は御覧頂かなくても結構である。

次回はふたりの犯人像について、犯罪心理学の見地から炙り出した事例を見てみたい。日本の警察もご参考頂ければと思うのだが・・・。

先ずはこのご遺体の身元の方にご冥福をお祈りすると同時に身元がが判明すること、朝芽ちゃんが御健在である事を期待したい。

最後まで御覧頂きまして、ありがとうございました。

(続く)


■江戸川で女性の遺体見つかる　行方不明の小1女児と似た服装と背丈
(朝日新聞デジタル - 10月04日 15:39)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7135477