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2022年08月24日01:00

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まっさらなキャンバスの意匠【足回り回復と次期車検の課題・その1】

■愛着を持てる事もエコ■

先日トヨタに行き、車検前点検に行って来た。車検前点検は点検だけであれば無料だ。

かれこれ15年来のお付き合いとなる担当はこの日はいない。

やや物足りなさを感じつつ、引き継いで応対してくれたのは若い女性のスタッフだった。彼女は利発で気が利く人のようだが、クルマはどうかと色々と話を始めると、なかなか勉強しているなという印象。安心して任せられそうだった。

前々回の一年点検の際、助手席側のスタビライザーリンクで油漏れが発覚し、交換したが、今度は運転席側で発覚した。エビデンスとして写真も見せて頂いた。

矢張り漏れていた。

漏れていた原因に思い当たるところは確かにある。

今春、公道を走る私のクルマに私道からバックした軽自動車と接触したからである。

フルブレーキを踏んだ際に思わぬ強い負荷が掛かった可能性は否定できない。

在庫があったため、交換そのものは30分程度で終わった。スタビライザーリンクは油漏れが出ていたら、その時点でもう車検は通らない。クルマの部品は距離で管理が出来るものが多いが、このパーツは運が悪ければ、それこそ1万キロ未満でも交換を余儀なくされるし、以前乗っていた初代のヴィッツRSでは13万5千キロまで乗ったものの、交換せずに手放せた。

この日、カーナビも診て頂いた。

先日一般道をクルマを走らせていたら、画面に中央自動車道が出て、「工事車両があります」と勝手にアナウンスして来たからだ。

まあ高速道路ならば良い。

ドン突きのお墓で

「目的地はココです。」

と勝手に喋られたら、そちらの方が不気味である。あせあせ

このカーナビは購入時に件の担当の方がサービスでつけてくれた。この3代目ヴィッツは
前期型最後の特別仕様車で、トップグレードのUとの差はタコメータとシートしかない。ヘッドランプも今となっては旧かろうが、HIDである。これでナビがタダだとは、オプションのお値段って、何なのかと考えさせられてしまう。当時は20万円ぐらいしたはずである。

確認して頂いたところ、どうも近年は保護フィルムが誤作動を起こしている事例が多いのだという。

★皆さまもカーナビで誤作動が多いようであれば、保護フィルムを剥がすのも一案です。★

個人的にはナビを見るよりも地図を見て行き先を決める方が慣れている。そもそもヴィッツに付いて来たカーナビの地図自体はゼンリンと組んで作ったものだから、見やすいとは言い難い。矢張り地図は昭文社が個人的には最も見やすいと思っている。例えばセブンイレブンは「7」のマークだし、ガソリンスタンドのENEOSは渦のマーク、マクドナルドは「M」の表示だ。国土地理院の地図の凡例の表示からすれば間違っているが、直ぐに視認出来ることは快適なドライブに直結する。

昭文社と組んでいるナビはサンヨー(Panasonic)のゴリラだったが、当時は選べなかった。トヨタは矢張り自動車メーカーで電気製品は門外漢なのだろう。

20年程前、ナビがまだまだ贅沢装備で、グーグルマップはPCで無ければ見られなかった時代、営業車を乗っていた際にはコンビニに行き、地図を立ち読みして現地まで行くという事はよくあった。

とはいえ、音楽も聴けないのは不便だから、剥がして頂いた。フィルムによる干渉はなく、まあまあスクロールは出来る。

今のところ、このフィルムを剥がした後は誤作動は確認出来ない。しかしながら流石に10年以上使えたカーナビにお目に掛かった事がないので、先は長くない気がする。

トヨタに聞くと多分平気で20万円もするカーナビを勧められるから、イエローハット、オートバックスでゴリラの型落ちを買いたいと思う。広告が入った時に行けば、本体+取り付け料+廃棄料金で7万円も出せばお釣りが来るだろう。

旧車やクラッシックカーにお乗りの方には言うまでもないが、所ジョージ氏の云うところの「罰金」(追徴課税)の年数が近づいている。この金額を払っても乗りたいと思えるかどうか。

それが愛着を測るひとつの指標になるのは間違いない。

クルマは家電製品と同等にしか考えていない、クルマなんてリッターカーで良いんだという私のような「隠れ貧乏人」みたいな大部分の人からすれば、このヴィッツの3代目の初期型にコスパは優るものはないと断言出来る。

実際今や軽自動車は平均価格で135万円。目衝撃

ナビ、LEDだ、16インチアルミだと調子に乗ってつけるとあっという間に200万円に突入する。スピードメーターが140kmまでしかない事を除けば、軽自動車は今や「高級車」である。それに引き換えこのクルマは軽トラのように惜しげもなく乗れる。良い意味でも全てが価格相応だからだ。「惜しげもなく乗れて、価格相応で気軽な」コンパクトカーは振り向けばこのヴィッツしかない。

特にヤリスが走り一点豪華主義に舵を振ってしまった事で、一層そうだ。初代ヴィッツにお乗りの方がいたら、ヤリスの後席の狭さに驚愕するはず。それほど前席優先なのだ。まあここまでやるならば、受注生産で良いから、3ドア(2ドア)でも作れば良いのにと思ってしまった。

そう思うと、全てが価格相応だからこそ、惜しげもなく乗れるこの手軽さは捨て難い。

ナビも一先ずそのまま使い続けることにしよう。13年越えても乗りたいと思えるようになったら、買い替えても良いと思っている。

逆に拘りが出てきたら、ナビを更新せず、中古車の頭金に充てれば良い。

中古車なんて・・・と思われたかもしれない。

残クレ(残価設定クレジット)のエグさは知り過ぎているし、銀行で借りれば確かに金利は安いが、その分個人情報は駄々洩れで、後ほど儲かりもしない金融商品の勧誘攻勢を覚悟しなければならない。

最近のクルマの洗浄技術は優れているし、タバコやペットの匂い以外はちゃんと手入れしている中古車店であれば、気にしなくても大丈夫だ。それでも気になるのであれば、神社でお祓いをすれば良い。走行距離5万キロ以下で頭金50万円調達出来るのであれば、ハズレは余りない。

次回は見えて来たメンテナンスの課題についてです。

最後まで御覧頂きまして、ありがとうございました。

(続く)


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