mixiユーザー(id:6486105)

2022年04月10日12:48

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判断力(直感力)の衰え、失せ物出て来た

 日記を書く際、通常は本文を一気書きしてからタイトルをテキトーに付けるのだが、今回はタイトル先行、唯一の取り柄とでも言うべき能力がなくなってきたのかを嘆いている。
 スマートウォッチを落とした。ゆえに新たに最新のスマートウォッチを購入したのだが、4月8日、自転車で所轄の警察署へ行ってみたところ、路上で落とした私のウォッチは誰かから届けられていた。私のスマートウォッチはバンドタイプで、一見、工事現場の隅っこに落ちているような黒いゴムの切れ端にしか見えない。だから、警察署へ届けてくれている、なんて期待は最初からなかった。
 警察でたくさんの書類を書きながら、「ああ、なんてこった。もう買っちゃってしまった〜」と嘆くことしかり。パソコンなら2台でも3台でも使い道はあるが、時計を両腕に嵌めるわけにはいかない。代わりばんこに使うというのも可能だが、スマートウォッチは一種のライフログで、スマホと連動して歩数や睡眠などのデータが蓄積されるデバイスだ。いつ歩いていたのか、一日を通しての脈拍数もスマホアプリで見られるし、この一カ月、睡眠時間がどうだったのかなんてこともわかる。わかったところでどういう意味があるのか、と問うと、大した意味などないのだが。
 警察嫌いということも遠因にあるものの、落とした時点でやはり警察へ訊きに行くべきだった。判断が甘い、直感力がない、と自責の念に攻められた。
 学校でも社会人以降でも、私がなんとか人並みでいられたのは、咄嗟の判断力が良かったということに尽きる。中学高校時代の期末試験や模試では、必ず5択問題がある。その際、絶対に違うのが1つ、疑わしいのが2つ、そして正解かもしれないのが2個ある。この2個のどちらを選ぶかで、テスト結果は10点から20点違ってくるのだが、私はほぼ間違うことがなかった。
 社会に出てもこのような5択なり2択なりの判断局面は毎日のようにあって、そのたびに自分の能力を恃んで答えを出していた。テストと違って「正答」なんてない。しかし、そんなに道からは外れなかったと思う。
 結果的には、10カ月間に亘って愛用したスマートウォッチに悪いことをした。そして、無能な自分のせいで痛い出費にもなった。
 昨日の昼過ぎ、ネットで購入した新スマートウォッチが届いた。早速、アプリをiPhoneにインストールし、Bluetooth接続で「新スマ」と連動させた。今回はHUAWEI製の新スマで、HUAWEI Helthというアプリの他に、HUAWEI IDを取得しないと、動かないシステムだ。つまり、私の歩数、各種の運動、心拍数、睡眠時間、血中酸素濃度などのデータがHUAWEIに吸い込まれ、これがビッグデータとなる。私のような市井の日本国民をHUAWEIが監視することはないけれど、Google同様、気持ち悪いと言えば悪い。じゃあApple Watchがあるじゃないか、だけど、24時間装着するデバイスで、一般的な腕時計並みの大きな時計を付けて寝る、という気にならない。重いし、うざい。やはりバンドタイプの軽量で装着感の乏しいデバイスがいい。
 前のスマートウォッチと較べて、かなり多機能になった。
 早速、血中酸素濃度を測ってみた。2回計測してみたら、98と99だった。医療用品ではないので正確性はないものの、こういう機能はありがたい。新スマは歩数も正確に出してくれる。旧のスマートウォッチは10歩以内は反応しないし、たとえば自転車を押しながら歩くと内蔵されているジャイロがウォーキング検知しないといった欠点があった。しかし、それで私は十分に満足していた。一日5900歩だろうが、6124歩だろうが、どちらでもいいのである。要は、性能イマイチなスマートウォッチで5千歩を超えたらとりあえず安心できた。
 これからは毎時間、HUAWEIのスマートバンドを見て、毎晩HUAWEI Healthアプリで一日の動きをチェックすることになる。
 それにしても……こんなふうに能力の衰えを感じるこ機会が増え、そのたびに生きづらさを感じて、マジ気持ち暗いわ。
 
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