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2022年04月07日23:14

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またまた甲府へ

 昨日、甲府まで「日帰り出張」の旅をした。朝9時半にJR横須賀線に乗って横浜駅まで行き、そこから甲府まで空港リムジンバスに乗車。羽田空港→横浜駅→勝沼→一宮→石和温泉→甲府というバスが1日2往復しているのを知り、料金も比較的リーズナブルなものだから、一度は試してみたかった。
 横浜駅のバスターミナルを出たバスは首都高横浜線、東名高速、圏央道、そして中央高速道で勝沼インターで下りた。あとはずっと下道を走る。
 中央高速は左右とも桜が満開で、時々は菜の花やレンギョウが見えることもあって、春爛漫の景色だった。それよりもむしろ空をずっと眺めていた。ずっと研究している詩人は、空と風の話ばかりノートに綴っていたからだ。雲をずっと見ているのがそれほどに楽しいものなのか? 無心になれることは確かだった。私は目的地に向かうという理由付けがあるので飽きもせず眺めることが出来たが、そういう縛りや目的がなければはたして3分以上見続けられるだろうか?
 甲府駅南口に着いたのは13時10分の定刻通り。バスに乗車したのが10時45分だったので、約2時間半のバス旅だ。勝手知ったる駅ビル2階にある全国チェーンのパン屋ヴィ・ド・フランスでチョコクロワッサンと珈琲という簡素なランチを摂った。それから山梨日日新聞社近くへ赴き、詩人のご子孫と合流。そして出版部の編集者と話し合いの場を持った。
 午後4時前に終了。ご子孫がクルマでいらっしゃったので、クルマに全員乗って県立文学館へご挨拶がてら表敬訪問。山梨日日新聞社を紹介してもらったのは、ベテラン学芸員さんのおかげだった。
 その後、少し早い夕食をということで、「魚そう」という古いお寿司屋さんへ。話題が尽きぬため、2時間近くの長尻となった。
 帰りは甲府駅から特急あずさで八王子まで行き、そこから横浜線に乗って南下する予定だった。そのことを話すと、「どうせ八王子の先まで行くので、八王子駅までお送りしましょう」と言われたので、お言葉に甘えることにした。
 乗り心地がいいクルマの上に、会話が弾んだものだから、後部座席でまったりとした時間を過ごすことができた。普段、タクシーなんかに乗らないものだから、久しぶりに後部座席に座ったかも。
 心の傷が癒えた。
 甲府行きの前日、愛用していたスマートウォッチを落とした。海まで往復したのだが、通った道を何度探しても見つからず。
 スマートウォッチはiPhoneと連動しているので、自動的に記録されるライフログにもなっている。歩数や睡眠時間だけだが、隠棲していても最低一日5千歩を歩くようにしていた。なのでこの10カ月、一日も5千歩を切ったことがない。そのスマートウォッチがなくなったことで、めげた。喩えて言えば、数万円の札が入った財布を落としたよりも悲しい。
 せっかくなので別のメーカーの最新モデルを購入することにした。性能が幾分、向上しているので、ガジェット好きな自分としては、悲しみを超える愉しみだ。しかし、24時間、血中酸素濃度を測定して何の意味がある? という気もする(苦笑)。
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