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2021年11月25日17:39

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スマートミラー

と言うのを付けてみた。

デジタルルームミラーとも呼ばれ、カテゴリー的にはドラレコに含まれる。既存のルームミラーの上に液晶モニターをかぶせ、そこに後方カメラの映像を映し出すというもの。

追い越し車線に鎮座する大名さまには必要のないものだが(笑)、死角を減らせるかもと前から気にはなっていたので、爺さまリフレッシュ計画の一環として装着してみた。

いまのところ「買って失敗した」とは思わないが、「付けて良かった」「良い買い物をした」「他人にも勧めよう」と言うほどでもない。まだ慣れていないというのもあるが、使い勝手には長短があり、しかも付けた翌日、メーカーにも報告例の無い故障が発生、速攻で交換となったからだ。(笑)

電子機器ではあるけれど比較的簡単に後付けできるものなので、通販で買いDIYする人もそこそこいるようだ。しかしAmazonのレビューには安い海外製品は信頼性に劣り、しかもアフターケアが最悪、という恨み節が並んでいるので、国内メーカー品(モノ自体は海外で製造しているかもしれない)をカー用品店で付けてもらったが、信頼性はともかくアフターケアに関しては、その甲斐はあったようだ。

F値2以下、200万画素というカメラの性能は、ルームミラー用としてなら問題ないレベルで、暗いところから明るいところへ出た時の補正速度も速く、暗視機能もあるので夜間は普通のルームミラーよりも見やすい(後続車のヘッドライトは予想していたより気にならない)。

カーナビのオプションとして装着していたドラレコはカメラの性能がいまひとつで、しかも前方のみだったから、前後の明瞭な映像が記録として残せるのはありがたく、視界もたしかに広くなった。なによりカメラの装備位置が翼より後方にあるので、ルームミラー画面の半分近くを占めていた翼が消えただけでも助かる。(笑)

映像の明暗や上下角調整も簡単で、故障してブラックアウトしても角度を手で変えてやれば、やや暗いルームミラーとして機能する。

ただしこの鏡面仕上げ? は、大げさに言うと諸刃の剣で、最初に上手く角度調整してやらないと映り込みが酷く、肝心な時に役に立たない。Amazonのレビューにも同様の書き込みが多く並び、防眩フィルムの購入も考えたが、いじっているうちにコツのあることがわかった。

すべての機種に当てはまるかどうかはわからないが、購入したモデルは画面をやや下向きにすると映り込みがなくなり、下を向いた分はカメラの視野角度で調整する。買う時にそういう説明もしてほしかったが、店員さんもまだ知らなかったのだろう。

欠点というほどではないが、使用上の注意として、私の買ったモデルは元のルームミラーよりも幅があるので(その分、視野は広い)、サンバイザーを下ろすとぶつかる。メカさんは画面を適正角度で付けてくれていたのに、サンバイザーをぶつけたため角度が変わり、映り込みが出てしまったというわけだ。

もうひとつの注意点は、ドアミラーとルームミラーの距離感の違い。少なくとも私のモデルは、後続車がドアミラーよりも遠くに見える。車線変更をする時は、ドアミラーか目視で安全を確認しないと危ないかもしれない。

先に記した報告例の無いトラブルとは、中途半端なフリーズ。後方カメラの映像はリアルタイムで映し出されるが、画角や明度調整など他の入力は一切受け付けず、電源のオフもできない。

もちろんエンジンを切ればオフになるが、エンジンをリスタートさせてもフリーズしたまま。PCなどのようにリセットされることを期待したのだが、何度やってもだめだった。

とりあえず画面は見えるからいいか、と楽観視していたら、周囲が暗くなるにつれ、ちょっとまずい状況であることがわかった。

高速が渋滞していたので、勝手知ったる山道に迂回したまでは良かったが、周囲には街灯がない。明かりはヘッドライトのみ。ところがスマートミラーは最大明度でフリーズしているから、まぶしくて車外がよくみえないのだ。

カー用品店に電話し、リセットボタンを押すか、電源ケーブルを引っこ抜いてもいいかと問うと、新製品のため状況がまったくわからないから、できればそのままにしておいてほしいという。

やむなく厚手のタオルを巻きつけて遮光する。デジタル社会といいつつも、いざという時頼りになるのはアナログか。でも電車の運転手や車掌は使えないからなあ。(笑)

カー用品としてはまだ新しいものなので、今後気付いたことがあれば、また日記のネタにしてみようと思う。
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