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2021年10月20日20:36

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神宮スズメの独り言2021秋〜50〜あと少しの法政

昨日の敗戦で優勝の可能性が消えた法政。今日は第2エースの山下君が先発した。先週の平日開催で早稲田と2試合連続でスコアレスドローという投手戦を演じた法政。山下君は2回戦で6回までを投げ被安打5、奪三振4,与四死球3で失点0に抑えた。

そして今日の慶應戦はそれ以上の出来だった。いや高校時代から知るボクは早川君の後を追うように木更津総合のサウスポーエースとなって甲子園まで行った。残念ながら初戦で敗退したが・・・・

それらを含めてボクが見た中で今日の山下君は最高だったかもしれない。球速こそ150キロを上回ることはなかったが140キロ台後半のストレートを中心に変化球も低めにコントロールされほとんどがストライク先行。3ボールまでいったのは序盤に数度だけ。慶應の初安打は3回裏の投手増居君のセンター前へのヒット。2本目は6回裏の増居君の代打若林君が鋭くセンターへ打ち返した。しかし併殺で慶應はチャンスを掴めない。

慶應3本目の安打は7回1死からの下山君のレフト線への2塁打。8回はエラーで先頭打者を出し3塁まで進めた慶應だったが、四球はもちろんポテンヒットも出る気配すらなかったのだ。

法政は平日にも関わらずいつものちびっこチアも駆け付けている。

結局山下君は慶應打線を3安打無四球、奪三振5で完封。慶應は完全になすすべなしという状況だった。だが、逆に言えばこのなすすべなしの状況なら引き分けというのは慶應として出来うる最高の結果とも言える。

慶應の先発増居君も6回を被安打3,与四死球は3ながら奪三振は8を数えた。しかし当然山下君には対抗できるはずはなく慶應は代打を送りながら継投策をとる。2番手の森田君、3番手の橋本達也君が法政打線を1安打に抑えて何とか引き分けた。

慶應からすれば勝てる気のしない試合だった。だが、それ以上に慶應投手陣は踏ん張った。ある意味引き分け上等だ。これで慶應は4勝4分けで勝利ポイントを6として首位に立った。

だが、この法政の投手陣の強さはどうだろう。もちろんドラフト指名投手が2人というチームだ。もし法政にコロナ感染がなく、十分な体制でこのリーグに臨んでいたら・・・・

法政にとってなによりも苦しいのは打撃陣だ。まったくバットが振れていない。投手陣は三浦君と山下君である程度想定できるが打線は斎藤大輝君以外がほとんど当たっていない。

もし法政打撃陣がいつも通りの力を発揮できれば今季は優勝争いをしていたとも言える。もちろんタラレバを言い出したらきりがないし、いつもと違う変則日程だ。次の土日で本来なら早慶以外は5カードを消化しているはずだが、まだ明法が平日開催を残している。優勝の可能性があるのは早慶明立。大混戦の六大学。

この土曜日からの一週間から目が離せない。



2021年10月20日 東京六大学野球秋季リーグ戦 第5週2回戦(於 明治神宮野球場)
法政
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慶應義塾

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