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2021年06月10日12:46

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植物公園に行ってみた

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少し前、マスクをしない人が喘息を言い訳にしたところ、「本当の」喘息持ちたちから一斉に疑問を呈されていた。(笑) 喘息の発作を抑える基本はアレルゲンを取り込まないことで、マスクはその重要な手段のひとつだからだ。

大坂選手の鬱病も、実際に鬱病を経験した人たちから疑問が呈されている。まず、どの分野でもトップクラスの人たちは、持って生まれた才能を伸ばすべく半端ない努力を積み重ねている。辛いトレーニングを日々繰り返し、本番で実力を100%発揮できるよう精神面も鍛える。そして逆境下でも諦めず最後まで食い下がっていくためには、強い意志が必要だ。

一方鬱に苦しんでいる人たちは、努力するどころか何もやる気が起きず、ただひたすら引きこもっていたくなるという。テニスは病人やガラスのメンタリティでもトップに立てるユルいスポーツだと言うのなら話は別だが、そうでなければ彼女が突然鬱病を言い出したのは、周囲の胡散臭い連中の入れ知恵だったのだろう。

おおらかだった時代のスポーツにはまだ「余裕」があったから、人間の頑張り次第では「なんとかなる」ことも多かった。しかしコンマ何秒、数ミリを競う現代のスポーツではその余裕がほぼないから、それ以外の手段、ライバルより良い道具やウェア、シューズ、練習環境を整えた者が有利になる。

だがそのためには「お金」が必要で、そこをカバーしてくれるのがパトロン、スポンサーだ。もちろんスポンサーは純粋な好意だけで資金を提供しているわけではなく、若手なら将来性に、すでに実績のある者ならそのイメージに価値を見出してのことだから、アスリートたちもへりくだる必要はないが、スポンサーの援助無くして己の資質を伸ばしたり維持するのは難しいので、「環境を整える」のもプロの重要な「仕事」と言われている。

よってマスコミに露出し、身につけるロゴマークを見せびらかすのもプロアスリートの大事な仕事であり、そもそも修羅場をくぐり抜ける胆力を備えた者たちが、レベルの低い記者のくだらない質問を適当にあしらえないわけがない。

今回の記者会見拒否は、いろいろ口実を付けようとしている人々もいるが、実際は精神的にまだ未熟な若者のわがまま、と捉えるべきだろう。自分の大切な武器であるはずのラケットに八つ当たりするところに、感情を抑えきれない彼女の幼稚な人間性が現れている。


それはともかく、先週4日から、神代植物公園が来園者数を絞って開園するようになった。入園したい人は、ホームページから「整理券」を予約する。
https://www.e-tix.jp/jindai_botanical_gardens/

案内を読むと、電話での予約は受け付けていないようだから、高齢者がどの程度対応できているのか興味が湧き、試しに行って見ることにした。とは言えそこは緊急事態宣言下、週末ではなく、なるべく人のいなさそうな平日に休みを取り、車で往復した。

上のサイトにアクセスするとわかるように、整理券の予約はとても簡単。そこはまあ、高齢者への配慮だろう。予約は日にちの指定で、入場時間に制限は無い。また想定人数に達していなければ、何時まで受け付けてくれるのかは知らないが、当日でも予約することができる。

春薔薇の季節は終わり、紫陽花にはまだ少し早く、ツイッター以外特に宣伝している様子もなかったから、雨の日の平日くらい空いていることを期待して赴いたが、残念ながら期待は裏切られた。

朝一を避けたにもかかわらず、入り口にはまだ2,30人くらいの列が残っていた。遠目に列が減るのを待ってから、まずは入り口前に張られた仮設のテントに向かう。そこには非接触型の体温計とアルコールスプレーが置いてあり、予約確認係の人もいる。

体温計はひとつなのに、スプレーは2本、係も2人、でも動線は1本だから、コンビニみたいに「Y」字型に配置すればいいのになあ、と余計なお世話を考えつつ、所用の手続きを済ませてチケット売り場に向かう。話が前後するが、ネットで「整理券を予約」するとQRコードがメールで送られて来るから、申し込みはPCよりもスマホでした方が便利だ。

何も考えずにチケット売り場の列に並んでいると、係の人がやってきて声をかけてくる。

「当日券の方ですか?」

「いや、予約してる者です」

「でしたらチケットを購入していただかないと」

「ですからここに並んでいるんですが」

「当日券の方ですよね?」

・・・話が噛み合わないぞ? なんでだ?

ここまで読まれて状況がわかった方、います?(笑)

実は私が並んでいたのは年間パスポートを購入する人の列で、なぜ今このタイミングで年間パスポートを買おうとする人が列を成しているのだろうというのは置いといて、私のひとつ前にいた人もそこにいたから、てっきり予約者がチケットを買う列だと思っていた。従来の入園チケット売り場はがらがらだったし。

加えて劇場通いする人間にとっての「当日券」は、先行予約ではなく、まさに当日、「時間が取れたので急遽やって来た人の買う券」というイメージがある。しかし係の人にとっての「当日券」とは、「今日の整理券を持っている人が買う券」だったので、話が噛み合わなかった、という次第。

と言うわけで、テントでQRコードを確認してもらったら、あとは従来通り券買機でチケットを買い、受付でそれを見せて(ハンコは接触になるから今はやらない)入園する。

ちょっと疲れながら、まずは時間が経つほど人が増えるであろう薔薇園に向かう。絶対数的には少ない方だが、薔薇のピークを過ぎた平日という条件を加味すると人出は多い。肝心の薔薇は、品種によっては今が盛り、あるいはこれからというものもあるが、全体としてはやはり季節は過ぎており、盛りに見える集団も近寄ると茶色くなっている花が目に付いた。
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来園者はやはり高齢者が多く、そのほとんどが1人またはふたり連れ。みなマスクを着用し、ほぼ無言で散策していたが、1人だけマスクを外したクソジジイ(笑)がいた。入園者はマスク着用なので、入ってから外したのだろう。こういう老害がいるから、コロナは役立たずの老人を淘汰するためのもの、と言い出す若い連中がいるのだろう。

風が抜ける築山の林は心地よかったが、次第に気温が上がり風もやむと蚊が寄って来る。人の姿も週末の午前中並みに増えてきたので、咲き始めの紫陽花の群落を横目に撤収する。

これからの季節、標高の高い所でなければ、エアコンの効いた自室がいちばん、ということを改めて実感した。(笑)
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