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2021年05月17日16:44

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京都伏目稲荷ツアー 其ノニ十

次は、西寺。
東寺は今もあるが、実はその昔西寺があった。

何故なくなったかは、有名なお話だが、天皇の命令で、雨降りの法術合戦を東寺と西寺にきそわせた。

はじめに西寺の住職は、雨をすぐに降らせたが、東寺の住職は1週間祈祷しても雨がふらなかった。

その東寺の住職こそ、空海だった。

空海がその理由を調べると、なんと西寺の住職が龍神を封じてしまっていたのだ。

それならば、空海はわざわざ中国から善女龍王を連れてきて雨を降らせた、と言うお話。

それから西寺の姑息な手段が知れ渡り、西寺は廃れてなくなってしまった。

西寺跡は広い公園になっていて、中央に小高い丘があり、そこに大木が二本、そして西寺跡の石柱がある。
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兵どもが夢の跡、意地悪は自分にいつかかえってくるのだ。

西寺のすぐ隣が、鎌達稲荷神社。
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ここは、元稲荷神社といって、伏見神社よりも古いと言われている。

今回はここの御守がどうしても欲しくて訪れた。

その御守は「サムハラ御守」

日清、日露戦争などの時に弾除けの御守りとしたのがはじまりで、今では、奇跡を生む御守として知られている。

大阪にもサムハラ神社があり、そこでもいただけるが、ご住職が祈祷中に、胸をどうした、お尻をどうした、と話題になった。

こちらは、毎日無人で勝手に初穂料を置いて御札や御守をいただけるシステム。

自分たちが訪れた時も、社務所には誰もいなかった。

本日最後は西本願寺。
ほとんど自由にどこでも見れる。

市民公園のような感じだった。

まさかこんなに早く回り切るなんて思ってもいなかったので、新幹線の9時まで3時間も時間があまる。

喫茶店に入ろうにも、このご時世夕方5時閉店が多い。

これが初日なら元気に後ひとつまわろうか、なのだが、最終日の本日はもうくたびれて動きたくない。

有名な蔵を改装して作った、京都人御用達のイノダコーヒ本店へ行きたかったが、駅から遠すぎるし、4時半閉店。

結局、新幹線ホームへ2時間も前に行って座った。

待合室もガラガラで、一昨年とは大違い。

次回、京都の台所、錦市場や中学時代の京都旅行の定番だった新京極へも足をのばしてみたい。

大原や、比叡山などの端っこにも行ってみたい。

どんなに小さな神社、お寺にも物語がある、そんな街、心のふるさと、京都。

★本日の参拝寺社、史跡★
智積院
市比売神社
渉成園
文子天満宮
西寺
東寺
鎌達稲荷神社
西本願寺

合計 8寺社

合掌

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