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2021年05月17日07:47

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ご近社寺さん、ご訪問 5.16

近頃は、日の出も早く4時半には既に明るくなるので、本日の出発は4時、既に東の空もしらんでいる。
今回は津久井方面の寺社巡りだ。

【功雲禅寺】
本日1つ目の参拝寺。
ここで、いきなり珍しい寒山拾得の石碑がある。
寒山拾得は中国の僧で、奇怪な風貌、常人離れした言動、奇瑞などにより、後世神聖化され多くの伝説・詩文・絵画を作り出してきた。
なんか身近に感じる。
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『寒山子詩集』には、

「見ようと思えばわからなくなり、わからなくなったと思うと見えるようになる。ゆえに、ものを見ようと思えば、まずその姿かたちを見てはなるまい。
心の目で見るのだよ。
寒山は文殊菩薩で、国清寺に隠れている。拾得は普賢菩薩。二人の様子は乞食のようであり、また風狂のようでもある。寺へ出入りしているが、国清寺の庫裡の厨では、使い走りをし、竈たきをしている」

とある。

さらに、烏天狗の石像が本堂前に2体。
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津久井のお寺はどこも山深く人里離れた場所にあるので、この石碑と石像はぴったりだ。

今日も楽しみだ。

【雲居寺】
津久井のお寺は、雲が付くお寺さんが多く、山岳系のお寺さんなのがよくわかる。

烏天狗のいたずらか、ここは少しユニークな「くも」を見せてもらった。

写真に横一線に白い筋が見えるだろうか。
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クモの糸だ。

まるで重力が横からかかったように見事な太さで、右から左へ1メートル近く張られている。

このクモの糸はどのように張られたのだろうか、またこのクモの糸に何の意味があるだろう。

これでは獲物をとることは無理だ。

クモの中には、ナゲナワグモという変わった種がいる。

巣は張らずに、指に糸をたらして獲物が来るとそれを投げて捕まえると言う。

まるで、右から左へさっと糸を投げなければこんな糸は到底張ることはできない。

自然は奥深い。
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