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2021年02月17日19:59

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読みたい本は月ごとに変わっていく

 昨日16日火曜日。午後1時から「九条の会」。先週、「市役所移転」「東海道線新駅」をテーマにしたインタビューをまとめたので、会が始まる前、出席者に配布。30分後、この報告書で話が盛り上がった。これまで知的に見られることを意識して口数を少なくしていたのだが(当世風に言えばわきまえる男)、調子に乗ってぺらぺら喋ってしまった。入会から3カ月で、底の浅さを露呈してしまった感じ。帰り道、駅まで会員の一人とお喋りをしながら帰ったのだが、そこでもお調子者気質がばれるような会話となった。俳優さんや研究者には重々しい口調で渋く話すかたが結構多い。そういう男性を見ると、羨ましくなる。
 寝る2時間前、パソコンで昔のテレビドラマ「トリック」を見た。1時間枠2回で1話完結というドラマなので、一昨日に前編を見て昨日に後編を見たということになる。仲間由紀恵の美貌と、阿部寛の男前と、セリフと展開のスラプスティックさと、まがい物的な世界観が相まって、自分も通行人役でいいから出演してみたいと思えるような共感を覚えた。蛇足だが、野際陽子の美しさと吹き出したくなる真面目な演技ぶりを尊敬する。
 こういうテレビドラマは今もコンスタントにあるのだろうか。21世紀以降では「時効警察」くらいしか思い浮かばないし、見てもいない。

 今日も昨日と同様、強風が吹き荒れていた。
 午後イチ、クルマを運転したくなって、しかしどこへ行くあても思いつかないので、家から少々離れたブックオフまでドライブ。
 読みたい本の傾向は毎月変わるようで、今月は昭和的な純文学に触れたくて仕方がない。運転しながら、野呂邦暢や辻邦生、高井有一といった作家が思い浮かんだのだが、こういう本はブックオフにはまずない。講談社文芸文庫は割と自分の好む作品が多いのだが、新刊は200数十ページの文庫なのに1500円前後だし、古本になってもそこそこ高い、かといって図書館で文庫を借り出すというのも、なんとなく木がそぐわない。
 ブックオフの文芸棚をくまなく回った。私には至福の時間。
 車谷長吉さんの文庫他2冊、読みたい本が見つかったところでお開きとする。
 クルマはブックオフに駐めたまま、近くにあるダイソーに行って、作業用の手袋を買った。豊富な品揃えで、本を選ぶのと同じくらいに迷う。店内は子ども連れのお母さんが多いようで、子どもの遊び場と化していた。これは偏見半分であろうが、「ヤンキーの子だくさん」というキャッチフレーズが思い浮かぶ。
 往復1時間ちょっとのドライブとなった。コロナの収束が8割達成、というのが前提だが、片道3時間くらいの範囲で一拍旅行に行きたいとしみじみ思う。
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