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2021年02月11日00:07

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ポタリストの記録・【八王子西部の名刹参拝とエンデュアランスロード・その2】

■MERIDAカラーはこの一機種だけ!?■

私がこのGIANT ESCAPE R3というクロスバイクを購入した頃、ロードバイクの新境地はエンデュアランスロードというものだった。競争しないで、マイペースに走れ、というもの。或る意味人力で走れる乗り物で最も速いのがロードバイクなのに、斬新なコンセプトだと思ったものだ。

ところが今や双璧どころか、レース系のロードに取って変わりつつある。

特に普及に拍車を掛けたのは、ディスクブレーキの存在である。特に雨天時の効きが抜群だ。欠点はメカが増えるから、どうしても車重が重たくなる事であろうか。
途中、八王子の某所にある自転車屋に行ってみた。最早自分も良い歳なので、競争系のロードバイクなどに迂闊に手を出せば、嫌になる事請け合いだ。50km+の距離を乗って、いい汗かいた〜また乗りたいと言える自転車(ロードでなくたって良い)。それが適している。

目についたのは、MERIDA(メリダ)のエンデュアランス系ロードのスクルトゥーラの200である。メリダはジャイアントと並ぶ台湾の自転車のメーカー。実は自転車にはメーカーごとにシンボルカラーがある。例えばイタリアのビアンキはターコイズ掛かった水色、これをチェレステという。アメリカのキャノンディールならば、鮮やかな黄緑色である。メリダも黄緑色だが、もう少し控えめだが、分かる人が見れば、即メリダカラーと分かる黄緑。しかし今では上位モデルを見てもメリダカラーは見当たらず、目についたスクルトゥーラ200しかないのか・・・。

見た目からしてアップライトで乗りやすそうだ。最近は油圧式ディスクが増えていて、こちらもディスクだ。勿論断然効きは油圧式が良い。しかし、メンテは機械式の方がラク。敢えて油圧式をチョイスしなかったところが良い。

久しぶりに見るSHIMANO SORA(9速×2)のエンデュアランスロード。お値段は流石に台湾のメーカーらしく、142,890円(税込)と抑え込まれている。このお値段だから、余り無理はしていない。ホイールもスポークの数を高級なホイールであればあるほど減らし気味だが、この自転車のホイールはメリダの純正だろう、スポークを無理して減らさず、二本一組で放射状に広がった、なかなかおしゃれなデザインだ。

リアスプロケットも近年は矢鱈大きいロードバイクが多い。11速のシマノ105、アルテグラ、デュラエースが既についているのに、何と30T以上を装着している機種が増えている。それでディスクブレーキだから、まるでMTBのタイヤを細くして、ドロップハンドルにしたようなデザインといえば分かりやすいかもしれない。しかしこのメリダ・スクルテゥーラ200は28Tと無理をしていない。

諦めるところは諦め、無理はしない。

この力の抜いたところがコスパという点でも日常のお供に良い。10速以上になると毎年チェーン交換となるが、9速であれば、もう少し交換頻度は緩い。カタログ上の車重は9.7kgとディスクの中堅機種ながら、頑張っている。まあもっと軽くしたければ、SHIMANOのホイールでも調達すれば良かろう。700gぐらいすぐに軽く出来る。SHIMANO SORAで8.9kgにまで軽量化出来たら、これ以上の上位機種は過ぎたる性能かもしれない。吊るしでも平均時速20kmは確実に出る。ただタイヤは25Cではなく、28Cの方がお勧めだ。ホイールを見た感じは28Cも一応大丈夫そう。

最もメリダっぽい自転車にちょっと好感を覚え、そのお店を後にした。

話を本題に戻したい。最後まで御覧頂きまして、ありがとうございました。

(続く)

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