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2021年02月02日22:38

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クルマのノンポリ化の弊害

■冬タイヤの溝、事前確認を義務化 大雪立ち往生が相次ぎ
(朝日新聞デジタル - 01月28日 14:03)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6392723

今年このような事故が多かったのは色々と原因が取りざたされているが、普段だったら積雪によって閉鎖するはずの道路も閉鎖しないで、無理してクルマを入れてしまった感も否めない。なぜならばコロナで観光客が減り、料金収入も激減しているだろうから。まだその手の資料が出そろっていないが、2020年度の道路公団は相当苦しいはずである。そこへ急な豪雪が重なり、大事故が相次いだのではないか。

正直この手の記事を見ていると、それは個人だけのせいなのか、と思わざるを得ない。大体マスコミ本社の記者たちの平均年収は最低800万円以上。そんな「上級国民」が庶民のクルマなんぞ乗るはずもなかろう。(笑)そんな連中が書いた記事だという事も念頭に置いて読んだ方が良い。

とはいえ、このようなものにまで規制を加えるのは呆れるが、クルマのノンポリ化が進み、自分のクルマと同車種以外識別できないとか、自分のクルマの最低限度の日常点検も出来ない人が増えているし、挙句の果てにはボンネットの開け方も分からない人が増えている昨今では致し方ないかもしれない。

実名を出しては難だが、特に過去20年ノンポリ化を推し進めたのはトヨタだろう。トヨタのディーラーは確かにサービスが良い。新車で買えば適当な時期に点検の葉書やメールが来て、相手に任せてしまえば、無事これ名馬だ。

しかしこの至れり尽くせりが、問題となっているのではなかろうか。

ディーラーにお勤めの方からすれば、「心外だ」と言われそうだ。

しかしスタッドレスタイヤの溝は勿論、スタッドレスタイヤが何シーズンを交換の目安にすべきか、適正空気圧はどれぐらいなのか、オイル交換のサイクルはどれぐらいなのか、そういったクルマを保有するに当たって、知っておくべきことを知らなさすぎる人を増やしてしまったきらいは否定出来ない。

教育というと、上から目線に聞こえるが、そういった知識だけでなく、知っていた方がクルマは面白くなるという事実を伝えるのもディーラーは大事なのではないだろうか。

特にノンポリ化したサンデードライバーの方々に多いのは、スタッドレスタイヤの溝は及第点でも、乗らなさすぎて、タイヤが夏タイヤ以上にカチカチになっている場合だ。

スタッドレスタイヤは3シーズンが目安、とよく言われる。

3シーズンを過ぎているのであれば、たとえ溝は問題なくても、交換直後に街中を一回りし、音が夏タイヤ以上に喧しく、硬く感じられるようであれば替え時だと思って良い。これは交換直後で無いと分からなくなってしまう。それ以降は「まあ、こんなものだろう」で慣れて済んでしまうからである。そうなってから雪に遭遇した時は・・・これは最早神のみぞ知る、である。



(了)
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