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2021年02月01日19:55

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畏友とエクセルシオールで珈琲タイム

 午前11時、駅前のエクセルシオールへ。
 ほどなく天才舞踏家の畏友がやって来た。
 会話を交わして5分が経った頃、唐突に「ぼくの家の前に川が流れていてさ」と話を始めた。
「毎朝、小学生たちが川のそばの道を歩いて登校する様子を眺めてるんだ。ある時、小学2年くらいの女の子が転んじゃってさ。わあわあと泣き始めたんだ。お兄さんと一緒に登校しているのだけど、お兄さんはおろおろとした表情でその場に立ち尽くしているだけなのね。見かねたぼくは家の2階から降りて、ふたりのそばへ行ってさ。傷口から血が出ているので消毒してやって、バンドエイドも貼ってから、"学校に着いたら保健室へ行くんだよ。それでもう一回先生に見てもらいなさい”と言って送り出した」
 舞踏家だけあって身振り手振りを交えて話すものだから、私はいたく感動した。
 日記に落とし込んだら、駄文を綴っているに過ぎないような一コマになってしまう。そもそもどこに惹かれて感情が揺さぶられたのか、忘れた(笑)。
 彼も私も喫煙者。途中、一回だけふたりで喫煙ルームに入って、一本吸うこととなった。がんになっても吸ってるのか(笑)。
 横4メートル縦2メートルほどの狭いスペース。密を回避するためにせいぜいが3人、ってところだ。まるで混雑したファミレスのトイレ前のように外で順番待ちをして、ひとりが出ると次の人が入る、という光景がずっと続いていた。
 一通り話が終わったのは午後1時だった。
 彼はその昔、パリを拠点に活動していて、時々フランスでのエピソードやフランス語の単語を出して事象を説明するのを聞くのが楽しい。確か私より6歳上だ。その世代で海外志向があった人は珍しい。これ一つとっても、突き抜けた男だと思う。
 帰宅後、軽いランチのあと、ひたすら詩人のノートに向きあった。畸人ぶりに辟易する半面、自分にはない才についてまず受け容れることが大事だ、と今更ながら考えた。やり始めて半年になった。マラソンで言えば現在35キロ地点を過ぎた。踏んばりどころだ。
(思い出した。昨日、大阪女子マラソンを計20分ほど途切れ途切れで見て、増田明美の名解説を楽しんでいたのだが、今日iPhoneでその記事を読んだら、コメント欄は増田の悪口三昧だった。うざい、消えろ、などと平気で言うやつはどういう人間なんだろう)
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