mixiユーザー(id:22942022)

2021年01月03日09:09

41 view

週記528 ニューロマネジメント

 先々週の週記にも書きましたが、上司から借りたニューロマネジメントという本を読み終わりましたので少々追記していきたいと思います。
(既に書いていたことを忘れていて、若干先々週とかぶる内容はありますが、書き直すのが面倒だったため、そのままにしています)

そもそものきっかけは私が部署内にダニエル・カーネマン氏のThinking Fast and Slowをおすすめする紹介文を書いた際に「これを読んで私は人事に心理学とデータサイエンスが活かせると確信しました」と述べたのを見た上司が、そういう思考を持ってるならぴったりな本があると紹介されて借りたわけです。

マネジメントについて特別な興味があったわけではありませんでしたが、いつも非常に良い本をお勧めしてもらうことが多かったので期待を持って読み始めたわけですが、これがなかなか面白い、ということで今回はマネジメントの話について書いていこうと思います。

 と言ってもこの本の情報量は極めて多く、ポイントに絞って書いてもかなりの量になりますので、その要約として私が感じた感想を書いていこうと思います。

ニューロマネジメントは3Mというアメリカ企業のマネジメント実例と脳科学を元に分析したものです。

本書ではかなりのページ数を割いて脳科学的な解釈と理解を説明してくれていましたが、私の中でのポイントはそこではなく、マネジメントと企業文化と人事が結びついた3Mの美しい一貫性のあるマネジメントの全体像でした。

 これまで私の中でのマネジメントという“もの“のイメージは漠然としていて、人やタスクを管理してよりよく仕事が回るように調整する程度の認識しか持っていませんでした。

本書を読んで、実際にはそれは氷山の一角で1人の人間のマネジメント能力についての理解しかしていなかったことがよくわかりました。

というのも、実例に基づいて分析されたマネジメントやそれを支える流れを作る企業文化と人事におけるポイントは数十項目にも上り、さらに互いに強い相互作用を及ぼすような仕組みが作られていたのです。

15%カルチャー、テクフォーラム、名誉の報酬と人事制度、人間の本能の良いところを引き出し悪いところを抑える仕組み etc.

それらが有機的に結合してできたイノベーションを起こすエコシステムが3Mという企業文化なのだと理解しました。

 そういう理解を得た上で思うのはマネジメントというのは極めて重要な上に類まれなスキルが必要なポジションだということです。

将来、そういった人間に自分がなれるかどうかは分かりませんが、なってみたいと思いました。

P.S.
この本自体、3Mにイノベーティブないい人材を入れるためのマネジメントの一環なのかもしれないと思った今日この頃。

【最近のGratitude】
・birthday present(Photo No.1)
 The beautiful chocolate was presented by my girlfriend in romantic cruise ship. I’m the happiest man today!

【最近のWatch】
・apple watch SE
 I worry about my health for these days. When I fall down suddenly,I can’t do anything, that kind of patience I had.
 This week I bought Apple Watch SE, this item reassure me from sudden health trouble because of emergency SOS system!
フォト


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年01月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31