「禅」� 銑�
YouTubeの中田教授は「禅で大切な事は、まず四聖句だ」と言ってます。
四聖句とは、達磨大師が言われたとされる禅の根本思想。
「不立文字」（ふりゅうもんじ）
「教外別伝」（きょうげべつでん）
「直指人心」（じきしにんしん）
「見性成仏」（けんしょうじょうぶつ）
の四つ。
「不立文字」とは、言葉に出来ない。
「教外別伝」とは、悟りは言葉では教えられない。
「直指人心」とは、直接心に聞く。
「見性成仏」とは、自分は本来仏だと言うことを「知る」こと。
と中田教授は言ってましたが、それじゃこの講義自体意味なくない？
それを言っちゃぁおしめぇよ。
急に�△△燭蠅如�意識朦朧として聞き逃したら、気がつくと、禅と全く関係無いことを話してました。
当然と言えば当然、だって「不立文字」だからね。
禅は、まず体験有りき。
それを禅語で「冷暖自知」、冷たいか暖かいかは、自分で手を突っ込んで知るしかない、と言います。
いま、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズなどが注目しているのが「禅」で、実際に参禅すると、結構外人さんが多いのがわかる。
見終わって、あえて、自分なりに批判するなら、中田教授は「禅は無になること、つまりNotingの思想」だと言っていたが、その「無」は単純に「Nothing」の「無」でなく、「無我夢中」に近い「無」だと言うことを解説してほしかった。
禅の瞑想法は「数息観」といい、数息（数を心で数える）で一意専心をして、自分の自分に対する執着や意識を飛ばす「瞑想」法。
そして「半眼」によって、半分は現実に意識を置く、独特な「瞑想」法で、実際のやり方は簡単だけど、その状態になるのが難しい瞑想法です。
実はもうひとつの瞑想法が密教にあり「阿字観」と言います。
こちらは「阿」の字を声に出して（心と）「音」に専心する瞑想のやり方で、どちらも上手く出来れば「三昧」と言う状態になると言われています。
禅は無になれとか、煙に巻くには都合がいい事を口にする人が多いけど、つまり、悟りとは簡単に言ってしまえば、自分に執着する心をなくすこと、ではないかと思います。
器を空っぽにしなければ、それ以上なにも入れられない。
子供の頃、全てが満たされていた状態は、本当は実は、自分が空っぽだったから。
年を増すごとに満たす、満たされることばかりに心を奪われた結果、実は何も満たされることがなかった。
何故なら、その器を満たしたものは………と来て、その答えは「サピエンス全史」へと続きます。
サピエンス全史� 銑�
これは本の解説。
この本の特徴は、生物学と歴史学と科学を融合させ完成させた、人類の通史。
その中で3つの革命が起こる、�’�知革命、��農業革命、�２奮愕很拭�
特にこの中の�，�一番大切で、その革命とは、人間は「フィクション」を作れる能力を獲得した革命、と言う事でした。
通貨や国家、宗教も全て、フィクションであり、それによって人類が1つの世界観を作り上げ、1つにまとめられ、他の生き物の頂点に立つことが出来た、と言っています。
でも、この考え方は著者のオリジナルではなく、すでに吉本隆明さんの「共同幻想論」（1968年刊行）で、同じことを言っていると感じた。
だとすれば、日本人は約60年も前に、そのことを理解していたことになる。
もんげぇ、ジャパン！
後半は、やはり寝てしまいわからなかった。
とりま、日本人の素晴らしさが改めてわかった講義でした。
あっぱれニッポン、チャチャチャ。
あっぱれ中田教授、チャチャチャラ。
あっそうそう、はじめの答え「その心を満たしていた物は…」………「共同幻想だった」と言うオチでした、チャンチャンナンチャン。
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