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2020年12月30日23:29

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筋斗雲【3度目のスタッドレスタイヤ交換】

■本命ではないが・・・■

スタッドレスタイヤ自体はディーラーで12月18日に付け替えは終わっているが、硬化が著しく、降雪時には不安だと指摘された。タイヤはBSのVRX(初代)。2020年度の冬も使用となると5シーズン目になる。それ以前はダンロップのDSX-2を付けていた。

以下は個人的なスタッドレスタイヤの耐用の目安である。

カーショップの廉価なスタッドレスタイヤ:2シーズン

メーカー品:3シーズン

BSのVRXシリーズ、ダンロップのウインターMAXXシリーズ:4シーズン

満更ディーラーの指摘も嘘ではないと思う。この時、ディーラーからミシュランのX-ICEとグッドイヤーのアイスナビ7の見積を頂いた。X-ICEは積雪の高速道路を走るのであれば向いているが、そんな予定はない。

今冬も都民の私が地方に行けば自粛警察に「検挙」されるのは目に見えている。SAやコンビニの駐車場で何をされるか分かったものではない。自分たちはズカズカと東京に入り込んで来るくせして、である。

アイスナビの方は年内であれば1万2千円引で組み換えと廃棄もしてくれるという。

とりあえずこの段階では返答を保留。

一先ずその後200km程市街地、幹線道路を中心に慣らしてから決めようと思った。夏タイヤのYOKOHAMA ブルーアースGTが静かで適度な硬さでいなしてくれたのに対し、乗り始めから、まるで底から引きずるような、ゴーッという快音とはお世辞にも言い難い音質。

喩えになっていないかもしれないが、路面がアスファルト舗装ではなく、コンクリート舗装の上を走っているような違和感を覚えた。

幾ら何でも、これは寿命だ・・・。

そこでスタッドレスタイヤも交換することにした。2014年以降発売された新車は軽トラックですら、横滑り制御、トラクションコントロールの装着が義務化されている。以前乗っていたヴィッツRSにはオプションで装着した。所詮気休めでしかないというのが正直な感想だが、このヴィッツはオプションすら選べず、2013年式ゆえまだ未装着なので不安が残ったからである。

ただの付け替えならば私でもやって出来ない事はないのだが、組み換えとなると矢張りプロに頼む事にしている。行きつけのガソリンスタンドでやっていただいていた。いつもの「タイヤ1番」(注・山形県に実店舗アリ)から新製品のダンロップ・ウインターMAXX03を購入し、付けて頂こうと思って聞くと例年では1万円弱で、組み換え、廃棄、調整までやってくれているのに、今冬は15,400円も掛かるとのことだった。

軽自動車並みのサイズでしかない14インチのヴィッツですらこうだ。

今や17インチが標準、18インチ以上も珍しくない時代。このようなビッグサイズが適切かどうかはさておき・・・。さぞや多くの家庭の家計が圧迫されている事だろう(工賃はインチに比例する)。工賃1.5倍増しというのは新コロで人が集まらないからではないか。

結局タイヤ1番にウインターMAXX03をオーダーして入手し、件のガソリンスタンドで組み替えても、トヨタで一式お任せしても全く金額に差が無かった。幾ら高性能タイヤでもこれでは。しかもトヨタの場合は2シーズン、釘、縁石乗り上げでパンクした場合は保証付きである。

・・・トヨタの営業力の凄さを思い知る。矢張り12,000円引きは大きかった。

本命ではないが、アイスナビ7を選ぶ事になった。

■特に特徴が無いのが特徴■

アイスナビ7のファーストインプレは「言われなければスタッドレスと気づかない」性格である。このあたりBSのVRXと似ている。前身のブリザックREVO2は履いた事があり、いかにもスタッドレスタイヤでございます、という感覚。かなり饒舌だったのを覚えているので、拍子抜けた感じだが、アイスナビ7もそんな感じだ。流石に発進時にもたつくのはスタッドレスタイヤだと気づくが、巡航時はそのような感じ。いや寧ろ夏タイヤに使用している、ブルーアースGTよりも硬く感じられた。

VRXは平坦な降雪の単路では黒子でいるものの、スタビリティ重視だったが、アイスナビ7はどうなのか。雪上ではどのような性格を見せるのかはこれから。

今冬、確認出来る機会があったら、お知らせしたい。

価格を調べたところ、嘗てはVRXよりも廉価だったアイスナビシリーズも進化と共に性能もアップ。「タイヤ1番」では大差が無かった。個人的にはなんだかんだ言っても、タイヤの性能は価格に比例すると思っているものの、耐久性、走行安定性はBSのVRX、ダンロップのウインターMAXX03よりは落ちるだろうと見ている。

スタッドレスタイヤのトップであるVRXとの差は左右対称か、そうでないか、それもあると考えている。
これは一長一短だ。

左右非対称タイヤ 長所:走行が安定しやすい 短所:ローテーションがしにくい

左右対称タイヤ 長所:ローテーションがしやすいので、コスパが良い 短所:走行安定性という点、左右非対称タイヤには及ばない

耐久性ではVRXよりも落ちるはずなので、上手くローテーションする事で目標となる4シーズンを目指したいところだ。取り付けるシーズンになったら、

「状態の良い方を前タイヤでお願いします」

と告げるだけでOK(FR車は後タイヤでお願いします、と伝える)

たったこれだけでローテーションがほぼ出来てしまうから本当にラクだ。この手は左右非対称のVRXでは使えない。

正直東北、北陸など豪雪地帯では全くお勧め出来ないが、関東の平野部、山梨の甲府盆地、静岡の山岳地帯ではないところであれば、十分実用に資するのではないか。グッドイヤータイヤは夏タイヤでもそうだが、溝が車検でパスする寸前になるほど摩耗しても、性能の落ち込みが少ない事である。実際、初代のヴィッツRSに乗っていて、イーグル・REVSPECを履いた際、末期でもそんなに購入時と変わらない乗り心地を維持していたし、イーグルLS2000も同様だった。この良き「伝統」が継続しているかどうかも確認したいところである。

最後まで御覧頂きまして、ありがとうございました。

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