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2020年09月07日07:58

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旅日記

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本日も山梨方面へ旅行してきました。
前回は富士山、シャインマスカット、ランチ、今回は猿橋、シャインマスカット、ランチ、何をかいわんやである。

当日は集合場所への交通手段でひと迷いする。
自宅から自転車で駅まで、集合場所近くの駅から徒歩で集合場所へ、なのだが、雨だったりすると、自転車で行く時に濡れてしまう。
さらに自転車だと帰り道も濡れてしまうので、事前に天気予報を必ずみることにしている。

雨の場合は、最寄り駅まで自動車に変更して移動、無駄な出費だ。

なので最近は集合場所の近いツアーにしている、これだとそのまま集合場所近くの駅まで自動車でいけるので、行きも帰りも楽ちんだし、電車賃もうく。

問題は移動時間と駐車代だ。

今回は集合場所まで車で20分、自転車と電車、徒歩よりむしろ早い。
駐車代は一番安い所で1日1000円、まぁ、駅近ならそれでも安い。

車の場合、初めての場所は少し早めに出発する。
万が一もありえるから。

さて、旅行当日。
ナビに従って運転していると、「目的地周辺です、お疲れさまでした」と言って案内終了。
しかし、ない、駐車場の看板も入口もない!
たまに反対側に入口がある時もあるので、ぐるりと回るがやはりない!

緊急事態だ!
しかし、集合時間まで1時間もあるので気持ちは半分程度の焦りで収まった。
安い駐車場はすでになかったのだ。

駅周辺の駐車場をぐるりと回りながら調べる。
1日1000円、しかし平日のみ。
700円、12時間…なかなか条件に合う駐車場がみつからない、それはそうだ、事前にリサーチ済なのだから。
もしものために調べた、1日1200円の駐車場に車を向かわせる。

この駅まで、片道220円、往復440円、二人なので880円だから、1200円だと320円のアシがでてしまった、車代なのに、と苦笑い。
と考えていた時、全日24時間550円と言う文字が目に飛び込んできた。
まさかねぇ、でも念の為。
看板の下にある問合せの電話番号にかけてみる。
眠たそうな男性が言うには、確かに土日祝も1日550円だと言う。

行かないとわからないことはままある。

ここはデパートの駐車場なので、当然買い物をしなければ割高だとはじめから除外していた。
これで行き帰りもらくちんな上に、電車賃より安くついて、ツアーに行く前からテンションアップだ。

しかし、全てうまく行くはずもなく、次なる大きな落とし穴はポッカリと口を開けて待ってたのだ。

前回のツアー日記を読んでもらった人にはわかると思うが、今回の旅行会社はトラベックスでなく、トラピックスなのだ、阪急交通と言った方がわかるかもしれない。

集合場所に着くとやはり大勢の人。
ゆうに50人くらいいるだろうか。
とても1台では乗り切れない数だ。
バスが着く、1台、2台。
やはり複数台である。

でも、それにしても人数が多いなぁ、と思っていたら、あろうことか、ぎゅうぎゅう詰め状態。

前後の席とはいいところ30センチほどの間隔しかない席に、ぎっちりと座っている。 

前回のトラピックスは、前後が空いていた上に、ひと席が広いので、それはそれは快適なツアーだった。
それなのに今回は、乗り心地最悪。

さらに、今回はご高齢者が大半で、走行中に意味なく立つ人や、大きな声で行きも帰りも延々としゃべるご婦人、まさに阿鼻叫喚地獄?である。

若者しかるな来た道だもの、老人笑うな行く道だもの。
旅は道連れ、世は情け、と何度もお経のように唱える。

きっと前世で、ご老人を虐待でもしたのではないか、この罰当たりが、と最後はそんな結論になった。
だからこそ、今、嫌な事があってもそれを耐えれば、その報いが返ってくる、そう信じることにした。

ツアー内容は、前回とさほど変わらないので割愛するが、ひとつだけ。

ツアー終盤に「奇石の館」、そんな名前の施設にバスは到着。

なんでも珍しい石を集めた館らしく(山梨ってそうだっけ)、でも石なんて見たって仕方ないと思って、自分ひとりバスに残り寝ていると、しばらくして帰ってきた家内が、ここの信玄像、見たことない?と言う。
確かに、似たような像を見たことがある。
それは、前のツアーでランチを食べた施設によくにている。
でも、ここは奇石館なのだし、まさか。

でも、実はそのまさかだった。
そこはやはり前に来た場所だった。
食堂が潰されて、今は奇石館に模様替えしていたのだ。

たかだか半年、である。

浮世とは言え、世の中の無常を感じざるを得なかった。

そこは、一風変わった食堂で、和太鼓の演奏を聞きながら食事ができる、かなり印象深い食堂で、ゆうに100人一度に入れるほど広かった。
しかし、それが見事になくなっていたのだ。

食堂をやめた後も経営者は同じなのだろう、こうしてバスのコースに残っているのだから、とせめても想像することにした。
しかし、同じ場所にまた来ようとは、業界も想像以上に縮小していると言うことなのだろうか。

はじめの駐車場と言い、今回の奇石館と言い、いろいろな意味で奇跡、軌跡、奇蹟だ。

「禍福は糾える縄の如し」

コロナ禍のなか、いろいろな経営者にはなんとか生き残ってもらって、また多くの訪れる人を喜ばせて欲しい。
届かないとは思うけれど、頑張って下さい、陰ながら応援しています。

PS.
名の通った大きい会社だからコロナ対策は安心、と言うことはないみたいです(トラピックス)。
小さくても真面目に頑張っている旅行会もあるんです(トラベックス)。

こんなこと(コロナ禍)さえなければ、わからなったけど、自分の目で確かめることが重要。
事前の調査も大切だけど、行ってみなきゃわからないこともたくさんあるんですね。

冷暖自知。

真面目な者がバカをみる、そんな世の中だけにはなって欲しくないですね。

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