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2020年08月17日20:33

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DIYライド【カラーニスを求めて・その3】

■仁侠系ドライバー?■

喜平橋で五日市街道が南岸に移る。ここからこれまで以上に安全運転が必要である。

単線ゆえそんなに本数がある訳ではないものの、西武多摩湖線の踏切で足止めを食う事が多い。踏切近くでミラーも畳まずに路駐していたプジョーのRCZを避ける際、踏切待ちだったとはいえ、手を上げて避けた。その先のステーキガスト(?)前で五日市街道ともお別れ。玉川上水は小平・国分寺市市境を流れる。玉川上水南岸をまだ走らせる事になる。私が手を上げて避けた際、車種は認識していなかったが、漆黒のメルツェデスだった。7-11で休んでいたドマーニ君が私が玉川上水南岸の道に軌道修正して信号待ちしている際、追い越していった。

その先は狭いよ、まあお気をつけて。お元気で。

と心の中で云った。

ドマーニ君はその先の軽のワンボックスが路駐を避けるのに手も挙げなかったことで、このメルツェデスのドライバーは割り込まれたと腹が立ったらしく、クラクションを機関銃のようにぶちかました。

最近は人と接するのも嫌だ、スマホの画面の方が楽しいという人が激増しているが、そういう人は誰とでも同じように接するべきである。それが一番人間関係で手間が少なく、恨まれる事もない。

それも出来ないというのであれば、夏目漱石の『草枕』の冒頭ではないが、「人でなしの国」に住むしかない。

多分このメルツェデスのドライバーは仁侠系なのではないか。

だから最低限度の事はしている自分は許しても、彼のような出来心は許せなかった。矢張りというか・・・スポーツ系の自転車に乗るのは運転免許など不要だが、出来れば保有した人が乗った方が無言の対話はしやすい。クルマは口を利けないのだ。

交通社会の一員である事を意識すれば、すべきことは自ずと見えて来るはずである。

■行き場のない都民たちが・・・■

暫く走らせると歩道橋が見えて来る。川の南岸に歩道橋・・・?と思われたかもしれない。こちらは西東京きっての甲子園の常連校、創価高校の建物である。この歩道橋を潜ると小川橋が近い。

小川橋はいつもの事だが、待ち時間が3分ぐらいあり、結構長い。玉川上水南岸の道は続いているが、ダート路である。履いているタイヤが耐パンク性能に特化したパナレーサーのリムボ。自転車がMTB(マウンテンバイク)だったらこの先も進んだだろうが、このタイヤは出だしは重いものの、転がり性能を重視しているのでダート路では安全に疾走出来ない。という事で、今回はホテル脇から砂川方面に向かう道を進む。

履いているタイヤも後3カ月で3年。

馴染んで来たが、そろそろ交換の時期である。行きつけの40年来の自転車屋であれば問題なくやってくれそうだが、自分で久しぶりに動画でも見ながらやってみようかと思う。YouTubeであればFRAME、けんたさんやバイクプラス(注・発行者はワイズロード)のが大いに参考になる。どうせゆりちゃんやホリエモンが仰せのように今後も「With コロナ」の生活は続く。休みはある、おカネもそれまで無駄遣いしなければまあまあ残る。しかし地方には今後も新コロ自粛警察共の跋扈は続くのでレンタカーで無ければ出かけられない。

ならばやってみるのも良いだろう。

先程パナのリムボでは安全に疾走できないと書いたが、ならばタイヤを替えるのも一案だ。同社のグラベルキングにサイドウオールにケプラーの入ったものが新登場。このタイヤであれば28C以上の太さならダート路も行けるはずだ。

この道は地元立川の砂川地区、小平市西部の人達からは「小川道」と呼ばれている。一方通行を進むと五日市街道に出られるが、横断しにくいので、右折し、平成新道を進む。暫しゆったりとした住宅街の道を走る。ただ残念ながら五日市街道には直結しない。都道に接続し(街道名不明)、玉川上水の北岸を走りたいが、その先は天王橋。天王橋は五日市街道、玉川上水の北岸の道、多摩大橋通りが接続する西多摩地区きっての渋滞地域。そこで玉川上水北岸の道よりも更に北を走る西武拝島線の北側を走る側道を西に向かう。天王橋を回りこんでかわし、玉川上水南岸の道に復帰した。

玉川上水南岸の道でもこの地区は深緑の時期、紅葉の時期、そして晩秋や真冬の昼間は木漏れ日が美しい。場所は立川と昭島の市境になる。標識こそないが、諏訪神社通りが見えて来るあたりが市境だろう。南岸は道がないので、北岸へ。西武立川駅南口はヤオコー中心に建売住宅が立ち並んでいる。もう少しで拝島駅北口だが水分補給が欲しいのでヤオコーに寄ろうとしたら、こちらの駐車場を順番待ちのクルマが車列を作っていた。都民省きで行き場がないのだろう。また自転車もコインパーキング式なので立ち寄るのを止めた。たかが自販機でジュースを買う程度でコインパーキングとは幾らキャッシュバックされるとはいえ些か大仰だ。

湯楽の里付近で再度玉川上水の南岸に出る。湯楽の里では奥多摩辺りから降りて来たのだろう、ローディー君達が休んでいた。湯は足が冷えているのを強く感じるから注意が必要である。真冬は火照るほど熱い。

この先は西武拝島線と追随して走る。拝島線は先程の西武立川駅より西から単線になる。踏切を越えると西武拝島駅・JR拝島駅北口。拝島駅も立派になったものだ。

この日のライドは42.2km、最高時速37.9km、平均時速20.4kmだった。もう少し最高時速と平均時速を近づけたいが、基本的にスポーツ車は下りでも漕ぐのが原則。漕ぎながらブレーキを掛けて安定性を得る。それゆえなかなかこれが難しい。

■DIY■

自宅に戻り、下準備。表札の埃を軽く払い、新聞紙を敷き、使いやすい大きさに切ったウエス、養生テープ、使い捨て手袋、割り箸。

先ずは表札を#400程度である程度擦っておく。これは目安なので、傷つけたくない方は#600でも#800でも良い。但しその分時間はどうしても掛かる。

苗字の部分を丁寧に養生する。これが仕上げを左右するので時間を掛ける。特に私の苗字は26画もあるので結構大変・・・。ふらふら

養生が出来たら愈々塗装に移る訳だが、その前に木目の動きを確認する。まあ表札は殆ど上下方向しかないが。

随分準備に時間が掛かると思うかもしれないが、塗装の作業は準備が85%、10%が塗装、そして残りが片付けと乾燥。或る意味他の仕事と似ているかもしれない。

ウエスで塗れるとあるが、だからといって、ボトルからドバっと表札に乗せるようなことをしてはならない。油膜が染みるとどう仕上がるか予想出来ないからだ。ウエスに染み込ませ、馴染んだ布を擦り付けるような感じだ。

意外と簡単に塗り付ける事が出来た。塗り付け、ムラがないか確認し、ムラがあれば薄いところは更に塗り重ね、よく配る。色目も違和感なし。

初回は薄くても塗り重ねる事で浸透し、どんどん濃くなるから問題無し。

2回塗りをメーカーは推奨しているが、色が濃くなるのが気にならないのであれば、3回塗りがベストである。初回は先ず先ずの出来だった。

工程としては

清掃⇒塗装⇒乾燥⇒清掃⇒塗装⇒乾燥⇒清掃⇒塗装⇒乾燥⇒苗字に流れ込んだ箇所を黒く塗装⇒乾燥⇒完了

となる。表札は木曾杉らしい。本当は桂の樹が欲しかった。玄関は鬼門に近く、桂は魔除けになるからだ。しかし2万円もするのでこちらにした。ただ杉の樹は色の乗りが早く素直なのは良い。

最後まで御覧頂きまして、ありがとうございました。

(了)

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