織姫と彦星が渡る橋。
7月7日の夜、鵲(かささぎ)がどこからともなくたくさん飛んできて、羽を広げて橋を作ってくれるそうです。
熟語にして、鵲橋(じゃっきょう)。
なんとも天の川にふさわしい橋だと思いませんか。
ところで、今の鵲とこの鵲は違うのだそうです。
むかしは今で言う「青鷺」(あおさぎ)のことを指したとか。
日本にいる鷺の中で一番大きいのだそうです。
羽の橋はそれはそれはふわふわと気持ちいい橋なのでしょうね。
それと七夕と言えば、笹の葉ですが、何故笹の葉なのか?
笹の葉は優れた殺菌力を持つことでも知られています。
このことから笹には魔除け効果があるとされていました。
実際に現代の日本でもお寿司屋さんなどに行くと笹の葉が添えられていることがありますよね。
あれは単なる飾りではなく、笹の葉が持つ殺菌力を活かした食中毒対策のためにやっていることです。
また七夕の歌の歌詞でもある「ささのはさらさら」の「さらさら」という音は神様を招くともいわれています。
このような複数の理由から七夕では笹の葉が使われるようになりました。
だそうです。
日光華厳の滝には「鵲橋」と言う橋が架かっているそうです。
しかし今は立入禁止、残念。
出会いはなくてもいいので、鵲橋、渡ってみたいなぁ〜。
彦星の 行合を待つかささぎの と渡る橋を われにかさなん\菅原道真
(写真:上が青鷺)
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