mixiユーザー(id:2391655)

2020年06月19日21:35

90 view

コロナに負けるな〜8〜100回大会組のデビュー

いよいよプロ野球が始まった。年間250試合以上も生観戦するボクはプロにはあまり興味はない。プロを目指す選手はもちろん野球は学生までと決めて懸命にプレーする高校生や大学生は好きだ。だが働いていた時のボクよりもはるかに高い年俸を貰う選手たちを見届けようとはあまり思わない。

しかし、ここまでスポーツがなくなった今年は別だ。どのカードを見ようか迷った。昨秋日本一となった慶應の主将郡司は中日でベンチ入りをしたものの先発はできず。対するヤクルトにも帝京から國學院の2年目の清水、佼成学園から明治の吉田大成もベンチ入り止まりだった。

そこでチャンネルを合わせたのが日本ハム対西武。大注目は花咲徳栄からの2年目の野村の開幕スタメンだ。これが1軍初出場。2年生の時に花咲徳栄で全国制覇。3年時はボクが全試合を生観戦した第100回大会で横浜に敗れた。花の第100回大会組。大阪桐蔭の根尾、藤原、報徳の小園、金足農の吉田などスター候補は星の数ほどあれどなかなか大活躍とは言えないのがこの世代。

8番でサードでのプロ初出場が2年目の開幕試合となった。

そして9番の捕手には宇佐美の名前があった。忘れもしない。ボクの応援一番校である2011年の市立柏。甲子園も夢ではないと言われた年代は一宮商に4回戦で敗れた。成田大谷津球場でボクは観戦していた。

エースにはその秋育成ドラフトで巨人に入団する森投手。主将は社会人を経て後に広島に入る船越君。彼は高校時代はショートだったがプロ入りする時は捕手だった。そして森君の女房役は城西国際大を経て巨人に入る宇佐美。今回コロナ騒動に巻き込まれた大城らとの捕手争いに敗れて昨年のシーズン中にトレードで日ハムに来た。

馴染みのある選手が先発をはたした日本ハムの開幕戦。観戦カードはこれに決まった。

西武の先発はニール、日ハムは有原だった。ともに好投。しかし有原は3回を完全27球で締めたが、4回に突如自滅した。広陵から早稲田というこれもボクにとってはなじみの深い投手は2本の安打と四球で無死満塁から山川のボテボテの内野安打と押し出しの死球、さらに3塁ゴロの間に失点し3−0とされた。

サードの野村には罪はない。だが、彼の前に飛んだ2度の打球は失点につながった。山川を打席に迎え無死満塁とはいえそれほど前進守備は取れない中で、フルスイングでのボテボテのゴロ。内野安打は致し方ない。そしてその後の3塁ゴロもバックホームは無理だった。だが、初めての1軍、そしてそれが開幕戦での先発出場。そのなかで失点を目の当たりにした野村。本来ならホームの西武ファンの大歓声を肌で感じたはずだった。その後野村には1期上の清宮が代打に送られ、宇佐美も2打席で交代となった。

有原に代わって日ハムのマウンドに上がったのは堀。作新の今井や早稲田の早川君と同じ年代で共にジャパンのユニフォームを身に纏い今は亡き小枝監督の下で戦った一人だ。甲子園では綺羅星のように輝いて選手たちもプロとなるとそう簡単にはいかない。日本ハムの安打は2本。西武も得点を挙げた3回の3本以外では1安打だった。

応援していた野村や宇佐美。試合も敗戦となりほろ苦い開幕スタメンとなったが、これからも注目したい選手だ。特に野村の大きなスイングは魅力充分。若手を使おうという意思が見える日ハムの栗山采配にも今後期待したいと思う。そして満員の観客の中で試合が行われることも・・・・



2020年6月19日 パリーグ開幕戦(於 メットライフドーム)
日本ハム
000 000 000 = 0
000 300 00x = 3
西武

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年06月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930