今日は小説のように書いていきたい。
日常生活の殆どは小説のような動きのある物語を持っていないが、しかし美しい情景はどこか詩的な雰囲気がある。
今回はいつも走っている夕焼けの道について書いていこう。
先日のことである。
私はジムに行けず、外出自粛ムードに耐えかねてランニングにでかけた。
私がランニングするのはただ運動するため、ではなく同時に夕焼けを見に行くためでもある。
愛媛に来てよかったと思うことの一つは遮蔽物がなく、海があるおかげで夕焼けが綺麗に見えることだ。
晴れた夜に見える星空も魅力的だが、夕焼けの美しさも私は好きだった。
海岸沿いの堤防の上はランニングに最適な場所だ。
道はコンクリートで平らに舗装されていて車がすれ違えるくらいに広く、そして何より人通りが殆どない。
開けた風景に見えるのは、蛇のように蛇行しながらずっと先まで伸びている堤防と遠くに垂直に反り立って見える山脈、左手に広がる穏やかな瀬戸内海の漣、そしてその向こうに沈みゆく夕日の橙色と青空のグラデーションだ。
シンプルで美しく、そして静止した情景がずっと先の道まで続いている。
走っていると時間が止まっているかのような錯覚を覚える、そんな場所だった。
日が沈む頃には私は出発地点から8キロほど離れた別の堤防に到着した。
ランニングの折り返し地点だ。
いつも最初の堤防で夕焼けを見るために時間を見計らって寮を出るから、そこに到着するのはいつも日没後の薄暗い時間帯だった。
堤防に腰掛けて目を閉じると静かな波の音だけが耳に入ってきて心地よい。
時折吹いてくる春風は汗を冷ましてくれて気持ちがいい。
薄光を反射して瞬く水面はどこか水彩画のような趣があって面白い。
心地よい時間の流れを感じた。
以上。
【最近のGratitude】
・Something to Drink
When I was tired by work, running, study hard, I usually drink something. Cold water, sparkling drink, hot coffee and so on. Most of time I drink something. The fluid go around my body and discharge. I like the circulation.
【最近のCount Down】
After 90 days, the time will come.
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