図録に掲載されていたハマスホイのパレットが素敵すぎる。
ハマスホイとデンマーク絵画
@東京都美術館
西洋美術館が越してきたようなイメージの展覧会。
《ピアノを弾くイーダ》は西美所蔵の大大好きな作品だし(山口へは巡回しません)
「スケーエンの画家」展は2017年春に西美で小規模ながら開催されていたし。
【展覧会構成】
1. 日常礼賛-デンマーク絵画の黄金期
2. スケーイン派と北欧の光
3. 19世紀末のデンマーク絵画-国際化と室内画の隆盛
4. ヴィルヘルム・ハマスホイ-首都の静寂の中で
音声ガイドは宮沢りえさん。
デンマークの音楽も聞き応えがありました。
ハマスホイの作品は86点中の37点。
16歳でアカデミーに入った年の模写から51歳で亡くなる5年前の作品まで。
ほとんどがコペンハーゲン市内、主に室内絵画です。
会場の作りも絵に合わせて白い扉あり、格子窓あり。
はっとしたのは
◆古いストーブのある室内(1888)
初めて描いた室内絵画。
ストーブとドアだけ。ひとけもありません。
時間が堆積した美しい部屋とのことでしたが
勝手に映画『ゴーストストーリー』を思い出しました。
好きだったのはメインビジュアルの《背を向けた若い女性のいる室内》(1898)のほか
◆寝室(1896)
グッズ写真の左端です。
ちなみにその隣が晩年の作品
◆カードテーブルと鉢植えのある室内、ブレズゲーゼ25番地(1910-11)
3月26日まで。
https://artexhibition.jp/denmark2020/
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