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2020年02月06日23:57

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ポタリストの記録・【名刹比べと不思議な体験・その3】

■次のクルマのタイヤを物色中■

段々と今回は『街道をゆく』みたいになってきたが、ご容赦頂きたい。

今回はあちこちに寄り道しながら当地に近づいている。

河辺のとうきゅうが無くなり、イオンとなった。イオンはピンク色の看板なので遠くからも分かりやすい。線路を渡り、イエローハットに久しぶりに入った。次のスタッドレスタイヤとサマータイヤを物色中。

現在軽自動車以上に安っぽい、下駄にしているトヨタ・ヴィッツの履いているスタッドレスタイヤはBSのVRXだが、東京の場合、降雪よりも路面凍結の方が怖いので、ダンロップのウインターマックスにしようかと考えている。ウインターマックスは路面に特化したスタッドレスタイヤだからだ。

サマータイヤはダンロップのルマン5か、BSのレグノGR-XTにしようかと考えている。タイヤのグレードをアップすることで、インチアップが要らないのであれば、そちらの方が断然経済的。これでダメだったらもうインチアップするしかないが、目標距離15万キロのうち、まだ5万6千キロでしかないので、じっくり品定めしたい。ヴィッツのノーマルのサイズ、それはもう本当に酷いもので、165/70R14。パワーウエイトレイシオ(車重÷馬力)が10.0〜11.0kg/psのクルマで軽自動車未満のタイヤを履かせている。このパワーウエイトレイシオはカローラのセダンと同等だ。つまりカローラに軽自動車未満のタイヤを履かせているようなものだ。

いかに無茶をしているか分かるだろう。

イマドキ軽自動車だって、幾ら何でもこんなサイズないだろうと云いたくなるほどだった。

軽自動車だって、中の上になれば、165/55R15なんて当たり前。それを思うとありえないサイズだ。こんなヘンテコリンなサイズにしている理由は明白で、この方がカタログ燃費を飾れるからである。

しかし165/70R14では全くタイヤの選択の余地がないのも確かだ。

そこで汎用性の高い175/65R14に替えた。これでシレッとネッツで車検に出したが、問題なく通った。ならば最初からこのサイズにせい、と言いたくもなるが、カタログ燃費が悪くなるから出来ないのだろう。タイヤのグレード自体はそんなにケチっていない。BSエコピアEP25だから、PZ-Xより一ランク落ちるが、純正としてはまあまあだろう。

それにしても165/70R14を履いていた時はのべつ幕なしつんのめる。以前乗っていたのがヴィッツRSだから致し方ない。こちらは真綿で締め上げるような制動力の良い全輪ディスクブレーキだから比べるのはかわいそうだが、タイヤのサイズが小さすぎて制動力が追い付かず、オーバーサーボ気味に設定していることがひしひしと伝わって来る。矢張り、というか、175/65R14というごくごく普通のサイズにしてこの点は大幅に改善した。最初のタイヤは高校の同級生が主任をしていたオートバックスで、PB商品だから日本製と謳っているものの、せいぜいBSのネクストリーと同等だろう。しかしそんなグレードでも予想通り改善していたのでうれしかった。

まあこれで不満だったら(確かにRSと比べてしまうとまだまだ不満たらたらだ、笑)、BSレグノGR-XT、ダンロップ・ルマン705、またはダンロップ・エナセーブプレミアム(転がり性能AAA)あたりに替えれば良い。そこで満足すればわざわざお金のかかるインチップをしないで済み、経済的だ。寧ろクルマが安物だからこそ、タイヤの交換は絶大な効果があるのだ。レグノはクルマ好きならば一度は履いて欲しいタイヤのひとつだろう。

3代目のヴィッツの初期型、デザインは兎も角、トヨタにしては珍しくトンデモない駄作だった。

日本のヴィッツと同価格で、当時欧州仕様のヤリスは次の装備がほぼ標準だった。

◆自動防眩

◆勿論タコメータつき

◆16インチアルミ

◆HIDは標準

◆ヨーコントロールシステム&トラクションコントロール(トヨタ名・VSC&TRC)

まるで

「凝ったクルマなんか無駄。日本人はこれで十分」

そうトヨタが言っているような安普請ぶりだったのだ。ヴィッツって、どこの国のクルマだったっけ?

値段から言えば初代の方が断然安い。しかし安物と廉価なものとは似て非なるものだ。初代は安物ではない廉価なクルマで、売れるべくして売れていたのだ。

こんなババを掴まされたとはいえ、15万キロまで酷使してやらなければ元が取れない。クルマは家の次に高い買い物だからだ。

165/70R14→175/65R14(現在)・・・(予定)→185/55/R15・・・(可能)→195/45R16

インチアップの基本は偏平率を一ランク下げたら、タイヤを一ランク太くするか、インチを上げるかである。但し、ロードインデックスが純正よりも低い場合、ディーラー車検では門前払いなので要注意。

日本の1.3L〜1.5L車までは175/65R14だった時代が長い。1.8L〜2L車は185/60R15だった時代が長いせいか、このサイズであれば、仮にパンクした際、辺鄙な街のガソリンスタンドでも持っているだろう。タイヤのお値段はサイズ、インチに比例するが、流通しているサイズの方が廉価な場合もあるのだ。185/55R15ならばミシュランのパイロットスポーツ3でも良いかなと思った。「パイロット」というブランド名がついているものの、今から20年ほど前に日本市場限定で出回ったパイロット・プレセダをもとに作られているから、そんなにスパルタンなタイヤではないはずだ。

2月20日、ヤリスが出るという。正直エンジン以外は期待したほど凄いものではなかったが、3代目ヴィッツに感じられた安っぽさは鳴りを潜めた。次もこの程度だったら、二度とトヨタは買うまいと決めていたが、そこまで深刻に考える必要はなかった。

とはいえ、こんな駄作と後10万キロもつきあうのは結構な難行苦行だ。それまでにヤリスの中古が出回りそうだ。

散々けなしたくせに言うのも難だが、トヨタ・ヴィッツの3代目がどうしようもない駄作だっただけに、自転車のライドを楽しむことが出来ている。その点ではもの言わぬ機械とはいえ、感謝はしているのも事実である。

そこを後にした。大門までは上り基調だが、一転して下り坂となる。閉店のTIMESと更地になりつつあるつつじやの跡地。どちらも青梅が本部だったので少し淋しい気持ちになる。

慶友病院の前を下り、塩船地区の住宅地を抜ける。下り坂の後、また上り坂。それを粘り強く進むと見えて来る。

最後まで御覧頂きありがとうございました。

(続く)


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