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2019年11月02日22:02

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神宮スズメの独り言2019秋〜61〜さよなら第二球場

修徳高校対国士館高校。甲子園出場経験もある両校による秋季東京都大会の準々決勝。しかしこの試合をどうしても見たかったわけではない。

マラソンが札幌開催となるかと揉めに揉める来年の東京五輪。その東京五輪によって神宮外苑は変わる。秩父宮ラグビー場が取り壊され、そこに神宮球場ができる。そして神宮球場の跡地にラグビー場ができるのだ。

それと同時に取り壊しが決まっているのは神宮第二球場。その神宮第二球場で行われる試合はこの土日の東京都高校野球秋季大会の準々決勝で最後だ。しかし、六大学の早慶戦と重なった日程の関係でボクは今日神宮第二球場にお別れを告げることにした。

序盤は互いに走者を出しながらも0−0。国士舘は3回まで無安打ながら四死球とエラーで6人の走者を出していた。修徳も初回にエラーと安打の走者を出しながら無得点。

高校野球とは思えない長時間試合となりそうだった。国士舘は4回に初安打を出すが無得点。しかし、5回は内野安打で先頭が出ると強気にヒッティングで無死1・3塁とし四球で無死満塁とチャンスを広げる。

ここで修徳内野陣は定位置の守備体系。併殺体勢でもない。国士舘は鎌田君の内野ゴロの間に1点先制。しかしセーフティスクイズは本塁封殺で2死。修徳は1失点なら御の字だったはずだ。だがその後連続長打で国士舘はこの回4点を入れた。

ここから試合は動き6回の表の修徳は無死から安打と四球で1・2塁とすると大澤君の2塁打と内野安打での得点で2点を返すが、その裏国士舘は内野ゴロの間に1点を追加し、さらに満塁から齊藤君の3塁打で走者一掃、8−2とした。修徳も8回に2点返すもそこまで。

両チームともにエラーや四死球が多くともにまだチームが出来上がっていないようだった。

高校野球だけではなくかつては東都の2部の試合も行われていた第二球場。狭い球場に多くのファンが詰めかけ、多くの試合が行われた。いまだに手書きのスコアボード。はげた人工芝。ボクが観戦するのはこれが最後だ。

これまでお世話になりました。そして明日の準々決勝の第2試合が本当の最終戦。カードは神様が決めたのか日大三高対帝京。東京の高校野球ファンにとって最後の第二球場の試合としては最もふさわしいかもしれない。日大三高小倉監督、帝京前田監督ともに思い入れのある球場であるはずだ。多くのファンも集まるだろう。

「第二球場、ありがとう」ボクは1日早くお別れを告げた。



2019年11月2日 秋季東京都高校野球 準々決勝(於 明治神宮第二球場)
修徳
000 002 020 = 4
000 044 00x = 8
国士館

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