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2019年11月01日09:00

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神宮スズメの独り言2019秋(in Yokohama)〜59〜来季こそ

昨日の横浜スタジアムのスタンドで城西国際大の控え部員と思われる学生が訪れるOBに挨拶をして飲み物を配っていた。その合間に聞いてみた。

「城西国際は台風被害は大丈夫でしたか」

彼は笑顔を見せながらもグランドも合宿所も停電と断水で大変だったと説明してくれた。

この春の全日本大学野球では初のベスト8に進出し強豪の仲間入りをした城西国際。早稲田の監督も勤めた佐藤さんが城西国際の監督となってからジワジワと強化が進み、昨年まで早稲田のコーチだった道下さんをコーチに招いてからの今年の躍進はめざましい。

昨日の武蔵との一戦は互いに3回に点をとり3ー2というリードを守りぬいて勝利した。

神宮大会への出場決定戦ともなる今日の横浜市長杯の準決勝の相手は昨日創価大に劇的なサヨナラ勝ちをおさめた白鷗大。同じ1点差試合ではあるが10ー9と逆転の応酬に打ち勝ってきた。

城西国際の先発は平塚学園出身の3年生館君。白鷗大は同じ3年生の山田君。東海大相模の出身だ。彼が高校2年生の時東海大相模は甲子園で優勝している。そして3年生の時の優勝校は作新学院。その時の3塁手は城西国際の3番打者の篠崎君だ。

強豪校出身者が目立つ両校。試合も拮抗する。3回までで出塁したのは安打で出た城西国際の眞田君だけ。

城西国際の館君、白鷗大の山田君の壮絶な投手戦。そうなると試合を分けるのは四球やミスと相場が決まっている。

8回の城西国際は高橋君を代打を送った。三遊間への打球、1塁への送球は若干それた。記録は内野安打。1死後、代打の山田君は3塁ゴロ。併殺かと思われたが3塁手は2塁へ悪送球。そして2塁への牽制球がカバーに入った遊撃手の頭の上を越えてセンターへ。

1塁走者の盗塁で1死2・3塁。篠崎君のショートゴロでバックホームはセーフ。野選となってついに均衡が破れると、犠牲フライとタイムリーで3ー0となった。

館君は3安打完封。ロースコアの接戦に強い城西国際が力を発揮した。相手のエラーもあったが代打が上手く機能した。

白鷗大の山田君は東海大相模の出身の3年生、東海大は東海大系列の有力選手順に集める。漏れた選手は国際武道へ行く。白鷗大に行った山田君は相模優勝メンバーもゴッソリいる東海大と決勝を戦いたかっただろう。

外部から見れば創価大を破った白鷗大は大健闘だ。だが、それはなんの慰めにもならない。山田君はもう来季を見据えているはずだ。



2019年10月31日 横浜市長杯準決勝(於 横浜スタジアム)
城西国際大
000 000 030 = 3
000 000 000 = 0
白鷗大
1 0

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