秋は夕暮れとラーメン。
辛いラーメンと食べたくて韓国に来た。
店前にだらしなく落葉がへばり付いてる「山の上食堂」という店に入って、メニューがよくわからないので、「라면, 일인분(ラーメン一丁!)」とオヤジに注文。
席から厨房が見える。
60年配のオヤジは「辛ラーメン」という即席麺を取り出し、すぐに湯がき始めた。
煮ている時間を使って、オヤジはアサリのむき身を一掴みと青菜としめじを炒めている。テーブルまでごま油が沸き立つ香りが漂ってきた。
5分が経った。
オヤジは「일청 올라(一丁上がり)」と素っ気なく私に言って、真っ赤な汁のラーメンをテーブルに持ってきた。
一口食べて、あまりの辛さに飛び上がってしまい、気がついたら自宅のソファーに戻っていた。
訂正
タイトルは「韓国でラーメン」じゃなく「韓国のラーメン」でした。
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