キンモクセイの香る穏やかな天気のなか蓮田RBK運転会に参加した
左の写真はいつもの様にC58277は好調を維持し、多くの子供たちに「鉄菌」を植え込む作業に専念した
築堤を下るカマに秋の代表である「柿」の実が季節感を醸し出している
まん中の写真は.....遂に登場
茶色のオハ61を5輌牽引して「堂々の編成美を披露」するC58277
このオハたちは何年もクラにしまい込まれていた仲間たちで、今日やっと陽の目を見る事ができた喜びを牽引していてもヒシヒシと感じる事ができた
牽引して感じたのがその軽さで、車体自体はそれなりの重さが有るのだが、TR11を履いている関係だと思われるが.....5輌を牽引していても井沼峠を軽々と登る事ができたのには機関士Jetcityとしても驚いた次第
今後はT中会長が少し手を入れて、クラで眠っていた垢を落として復帰させる予定のようだ
さて「閲覧注意」の画が右なのだが.....
運行中に破裂
した軸動ポンプのリターンラインホース
症状としては平坦路を軸動ポンプリターン位置で走行中にカマの左後ろから異音がしてきた
その異音はだんだん大きくなってきたのだが、従台車のベアリングの油切れかな
.....と。
そんなことを考えている内にエンジンとテンダー(ET)左から破裂音発生
機関士はすかさず加減弁を戻し非常ブレーキを掛けて緊急停車
ET間左から猛烈な蒸気漏れを視認
蒸気圧のハイレートな減少を現認
缶水の減少傾向も現認
念のために火室内の全てのロストルを引き上げ火室内鎮火
テンダーに装備されている全ての締め切りレバーを「閉」とするも猛烈な蒸気漏れは収まらず
当時リターン位置だった軸動ポンプのバルブを給水位置にした所、猛烈な蒸気漏れは収まった
缶圧はほぼゼロになったが、缶水はゲージの1/4程度残っていたので空焚きは免れた
カマは機関区へ回送され詳細点検を行ったところ、軸動ポンプの逆止弁が不作動となっている事を確認できたのでこれが原因と判断
予備の逆止弁と入れ替え、念のため安全確認として缶水を一杯に補給しコンプレッサーで缶圧をかけて管板等から水漏れが無い事を確認して路線復帰した
RBKでは純水器の水を使っているが富山クロスランドでの走行は水道の水(ミネラル豊富
な美味しい水)のみの運行を3日間続けていたので固まってしまったのかもしれない......
何にしても経験知が上がったJetcityなのであった。
おしまい
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